HERCULES製のギターハンガー「GSP38WBK PLUS」を10個購入し、壁に設置してみました。設置方法や使ってみた感想を写真つきでご紹介したいと思います。
HERCULES ギターハンガー(GSP38WBK PLUS)の用途
HERCULESのギターハンガーにはいくつか種類があり、今回購入&設置したのは「GSP38WBK PLUS」です。HERCULESのギターハンガーの取り付けのベース部の形状は下記の2種類があります。
ベース部が木製のタイプ。今回購入したのはこちらのタイプです。
こちらはベース部が金属のタイプ。
どちらのも壁に取り付けて使用するタイプのギターハンガーです。ネジで固定するタイプなので、ホッチキスで留める「壁美人ギター・ヒーロー」とは設置方法が異なります。後ほど詳しく解説しますが、壁にネジで穴を開けて固定するので、ドリルなどの工具が必要です。あと、壁に穴を開ける覚悟と。
「壁美人ギター・ヒーロー」の設置方法や使った感想は、以下の記事で詳しく解説しています。
HERCULES ギターハンガー(GSP38WBK PLUS)の付属品の使い方
まずは「GSP38WBK PLUS」の付属品の使い方を解説します。
実物はこんな感じです。マウント部のサイズは横43mm x 縦100mm。
付属品は3点。
・木ネジ2本(長さ約45mm)
・石膏ボード用アンカー2個
・NINA(ナロー・インストゥルメント・ネック・アジャストメント)2個
石膏ボード用アンカーは、石膏ボードやレンガ壁にネジを埋め込む際に使用するパーツです。付属の説明書に使用方法が書かれています。木板に設置する際は使わないので、今回は使いませんでした。
NINA(ナロー・インストゥルメント・ネック・アジャストメント)は、テレキャスターなどの細いネック(ヘッドストックの根本が細いタイプ)のギターを掛ける際に使用するアタッチメントです。
NINAなしで掛けた場合はこんな感じです。なくても落ちることはありませんが、傾く角度がきつめになります。
NINAを取り付けるとこんな感じです。アタッチメントのぶん、安定性が少し高くなります。
HERCULES ギターハンガー(GSP38WBK PLUS)の設置方法
では「GSP38WBK PLUS」の場合の設置方法を解説します。
自宅の壁はベニヤ板が貼ってあるので直接取り付けることもできるのですが、見た目を良くしたかったので、大工さんに頼んでギター壁掛け用の板を壁に設置してもらいました。
まずは設置する場所にドリルで穴を開けます。木ネジの長さが約45mmなので、それに合わせます。
裏面に「UP」のシールが書かれているので、矢印の方向を上向きにして設置します。
木ネジが長いので、穴の深さが浅いとなかなか入っていきません。奥までネジを回せば、かなりしっかりと壁に固定されます。
ヘッドストックの形に合わせてアームが自動で角度調整してくれるので、しっかりとギターを掛けられます。あと、見た目がかっこいい。これ大事。
HERCULES GSP38WBK-PLUSの注意点
「HERCULES GSP38WBK-PLUS」はギターハンガーとしては非常に優秀で、使い勝手や機能に特に不満はありません。
ただ1点、アームが長めなので、設置すると壁との距離がけっこう空いてしまいます。たとえば、壁面にベッドやソファを置いていて、その背面に「HERCULES GSP38WBK-PLUS」を設置してギターを掛けた場合、頭にギターが当たって生活の邪魔になる可能性があります。なので、生活のことも考慮して設置場所を検討したほうがいいかもしれません。
同じHERCULES製品のギターメンテナンス用ベッド(HA206)のレビューはこちらの記事に書いています。