OneOdio(ワンオディオ)さんから「OneOdio Studio 10」を提供いただいたので、実際に使った感想をレビューしたいと思います。Amazonの販売価格で3,980円(2022年7月現在)。5,000円以下というお手頃なヘッドホン。
感想を先に書いてしまうと、低価格とは思えないほど低音がしっかり聴こえます。正直に言うと、この価格だと低音は期待できなさそうと思っていたのですが、いやいやなんの。めちゃめちゃ低音が気持ちいいじゃないですか!ベースとバスドラの音圧がしっかり再生されるので、迫力があります。
え、これ実は高価格のヘッドホン?と一瞬疑ってしまいましたが、間違いなく「OneOdio Studio 10」です。原価いくらなの、大丈夫?赤字になってない?って心配するくらい高コスパのヘッドホンですね。
OneOdio Studio Pro 10とは
OneOdioはコスパのいいオーディオ機器を製造・販売しているメーカーです。DJモニターヘッドフォン、Bluetoothヘッドフォン、ノイズキャンセリングヘッドフォンなどを中心に扱っています。
今回レビューする「OneOdio Studio Pro 10」は、オーバーヘッド型のモニターヘッドフォンです。有線ヘッドフォンでBluetoothは非対応。
OneOdio Studio 10 公式販売ページ
OneOdio Studio 10 Amazon販売ページ
パッケージのサイズは「横17cm×縦13.5cm×奥行10cm」。オーバーヘッドヘッドホンにしては非常にコンパクトです。
「OneOdio Monitor60」と並べるとこんな感じ。箱を置いておきたい派なので、コンパクトなのは助かります。
「OneOdio Monitor60」のレビューはこちら
OneOdio Studio Pro 10の付属品
■OneOdio Studio 10付属品
ヘッドホン本体
3.5mmマイク付きケーブル
3.5mm-6.35mmカールコード
キャリーポーチ
説明書
ケーブルは2本付属。「3.5mmプラグのマイク付きケーブル(1.2m)」と「3.5mm-6.35mmプラグのカールコード(2〜3m)」が1本ずつ付属しています。
ヘッドホンの左右に3.5mm用と6.35mm用のジャックがあります。着脱式なので用途に応じて付け替え可能。
OneOdio Studio Pro 10のレビュー
実際に「OneOdio Studio Pro 10」を使ってみました。良いところから挙げていきましょう。とにかく低音がめっちゃしっかり出るのに驚きました。低価格のヘッドホンとは思えないくらい、ちゃんと低音が聴こえます。あと、マイク付きケーブルが付属しているのでビデオ通話にも使えるのも嬉しい。試してみたらちゃんと声を拾ってくれた。
- 本体が200gグラムと軽量
- 折りたたんでコンパクトに収納できる
- イヤーカップが前後上下全方向180°動くので片耳モニタリングができる
- 5,000円以下とは思えない高級感のあるデザイン
- 低音も高音もしっかり出る(特に低音が気持ちいい)
- 音楽鑑賞用にもギターアンプ用にも使える
続いてイマイチなところ。安い価格帯なので本体の素材は少し硬めで、長時間使うのは少ししんどいかな?という印象です。
- イヤーカップの伸縮が短めで頭にヘッドバンドが当たるのが気になるし
- イヤーパッドが小さめなので耳たぶまでは収まらない
OneOdio Studio Pro 10で視聴
iPhoneに入れているthe band apartの『ZION TOWN』を「OneOdio Studio Pro 10」で視聴。ボーカル、ギター×2本、ベース、ドラムの各パートの音がしっかり聴こえます。どのパートの音もぼやけたりしないので、耳コピしやすいですね。
ジャンルを変えて、エレクトロニカの楽曲を視聴。ベースの迫力がありますね。低価格ヘッドホンなのでベースの音圧がしょぼくなりそうかな?と思っていましたが、ベースの低音を心地よく再生してくれます。え、ほんとに5,000円以下…?いやあ、すごいですね。
次は少し昔の曲を視聴。おおっ、バスドラが気持ちいい!!やっぱり低音に迫力ありますね、このヘッドホン。タムも気持ちよく聴こえます。
普段、練習で使ってるアンプ、「YAMAHA THR10II」でも試してみました。うん、普通に使える。高音もまあまあ、ちゃんと鳴る。低音も出る。低価格ヘッドホンなので、めっちゃいい音ってわけではないですが、練習で使うには全然いけますね。