カッタウェイとは・意味
「カッタウェイ」は、ギターのネックの付け根の片側、あるいは両側をえぐるようにカットした形状のこと。主にハイポジションを弾きやすくするためのものだが、デザイン的な意味合いもある。また、木材を大きく削ることで重量の変化もあり、サウンドへの影響もあるとされている。
英語では「cut away」であり、「切り取る」を意味している。
カッタウェイの種類
シングルカッタウェイ
レスポールやテレキャスターに代表される片側だけをカットした形状のギターは、「シングルカッタウェイ」と呼ばれる。
ダブルカッタウェイ
ストラトやSG等、両側をカットしたものは、「ダブルカッタウェイ」と呼ばれる。
カットがないギターを「ノーカッタウェイ」と呼ぶこともある。
ラウンテッドカッタウェイとポインテッドカッタウェイ
突き出した「ホーン」と呼ばれる部分の形状が丸いものは「ラウンテッド・カッタウェイ」、尖ったものは「ポインテッド・カッタウェイ」あるいは「フローレンタイン・カッタウェイ」と呼ばれ、その違い次第でルックスの印象に大きな差を与えることになる。
鋭く尖ったポインテッドカッタウェイ
アコースティックギターのカッタウェイ
伝統的なフラットトップのアコースティックギターにはカッタウェイが無いものがほとんど。1950年にGibsonから発売されたCF-100はポインテッド・カッタウェイが採用された革新的なデザインのモデルだった。
国内入荷20本のプレミアムなギター。
Gibson/LTD 1950's CF-100 Ebony Black "Aging Adirondack Spruce Top"/新品https://t.co/MBAvNu7IEb pic.twitter.com/pm93jrvdOb— デジマート (@digimartnet) July 10, 2017