今日はサンバースト塗装のやり方の講義と、諸々の実習。
トップ面をヤスリがけする前に、凹みを修復します。写真ではわかりにくいですが、明らかに凹んでいます。ただ、これくらいの凹みであればパテは不要です。熱を加えて木材を膨らませれば修復できます。
凹んでいる部分に濡らしたタオルを当て、その上から半田コテで熱を加えます。数十秒で材が膨らみ、凹みが消えます。凹んでいる部分だけでなく、その周りにも少し熱を加えて膨らませると自然な仕上がりになります。
作業の順番が前後しますが、塗装の準備のためにネックポケットにマスキングをします。
ボディのトップ側に0.5mmほど余白を残して、ネックポケット全面をマスキングしていきます。マスキングテープではみ出た部分をデザインナイフで綺麗に切り取れば完成。0.5mmの余白を残しながらマスキングテープを切るのは、なかなか難しかったです。
次はヤスリがけ。
#150のサンドペーパーで磨き終えたので、次はより目の細かい#320で磨いていきます。
写真の右上に写っているのが#320のサンドペーパーです。写真のボディ右側は#320で磨いた部分。左側はまだ磨いていないので#150のまま。#150で磨いたままのほうは白っぽくなっていますが、#320で磨いたほうは木目の色になっています。手触りもスベスベで、明らかに質感が違います。これをボディ全面にやっていきます。
今日はここまで。明日は#320のサンドペーパーでのヤスリがけの続きから。ヤスリがけは思ったより大変ですが、ボディが仕上がっていく実感があるので、やりがいがあります。