HERCULESの譜面台「BS301B」を購入して使ってみたのでレビューします。
HERCULES BS301Bの組み立て方
まず外箱がでかい。外箱のサイズは高さ92cm、横22.5cm、奥行き13cmです。
中身はパネル(デスク)、スタンド、クリップの3点。パネルのサイズは48cm × 34.5cm。本体の総重量は3.1kg。
パネルの裏側。スタンドに挿せるようになっています。モリダイラの「BS301B」の販売ページでは「デスク」という名称になっていますね。
パネルの表側にあるストッパー(2つ並んでいる突起物)を押すとパネルを広げることができます。
HERCULES BS301Bの使い方
スタンドにあるレバーを押して高さを調整します。HERCULESのギタースタンドと同じ構造ですね。高さは68cm〜115cmの間で調整できます。
やっぱりHERCULESのレバーは使いやすいですね。簡単に高さを変えられます。
脚を最大限広げた状態。脚は水平に動かすタイプです。上下には動きません。
脚を水平に動かせば幅を狭めることができます。これくらいの開き具合ならグラグラせず安定しています。
完全に脚を閉じた状態。さすがにこの状態では自立しませんが、折りたたむときはこの状態にします。
脚をめいっぱい広げると邪魔になりますが、これくらいの開き具体なら邪魔にならないですね。
パネルの角度も変えられます。ただ、ナットできつめに固定されているので、角度を変えるときは少し力を入れる必要があります。
HERCULES「BS301B」を使ってみた感想(レビュー)
ドラムのルーディメンツ本「Stick Control」を置いてみました。パネル下部にある留め具でも本を固定できますが、留め具が邪魔で可読性が損なわれるので付属のクリップを使っています。この本は薄いので広げておきやすいですね。
パネルを半分に折りたたんだ状態で設置するとこんな感じです。やっぱりクリップで留めたほうがいいですね。
HERCULES「BS301B」良いところ
- 安定性が高い
- 高さを簡単に変えられる(68cm〜115cm)
- パネルを折りたたみできる
HERCULES「BS301B」のイマイチなところ
- 一般的な譜面台より大きめ(折りたたみできるので持ち運びはしやすい)
- 脚が水平にしか動かせないので幅を取る
- パネルの角度調整部にハンドルが付いていない
脚が水平にしか動かせないので、場所によっては設置しにくいかもしれません。あと、パネルの角度調整部にハンドルが付いていないので、角度を変えるにはグッと力を入れて動かすか、ナットを緩める必要があります。ハンドルが付いていて緩めたり締めたりできたりするとなお良かったかもですね。
と、イマイチなところを挙げたものの、使ってみるとあまり気にならなかったです。特にレバーで高さをサッと変えられるのはHERCULESの良さですね。安定性も高いので倒れにくいのも良いところです。