ギター用語

サテンフィニッシュとは ‐ 表面のサラサラしたつや消し仕上げのこと

サテンフィニッシュとは

「サテンフィニッシュ」は、表面のサラサラしたツヤ消し仕上げのこと。「マットフィニッシュ」とも呼ばれる。反対にツヤのある仕上げを「グロスフィニッシュ」と呼ぶ。

グロスフィニッシュの場合は塗装後に表面をコンパウンドで磨いてツヤを出すが、サテンフィニッシュの場合はその工程を省き、表面に凹凸が残った状態にすることでツヤが出ない。

サテンフィニッシュのネックは、ベタつかないサラサラした手触りで演奏性が高い。

サテンフィニッシュはボディの仕上げにも用いられる。

一般的に「サテン(satin)」というと、画像のようなつるつるでつやのある生地のことを言う。つや消しの「サテンフィニッシュ」とは真逆の意味となっている。

サテンフィニッシュのメリット・デメリット

  • サラサラして滑りがよく、ネックの仕上げに用いた場合演奏性が高くなる。
  • グロスフィニッシュと比べて塗装面が薄くなる。
  • つや出しの工程が省かれるため、コストが抑えられる。
  • 一部のポリッシュやワックスを使うことができないため、注意が必要。
  • 湿度の変化を受けやすく、急激な変化で割れることも。
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タケ
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

ギター歴23年。

愛機:Gibson Les Paul Custom、Black Cloud Aging Label #022、Stilblu #100、Legator Ninja N7FX

日々、ギターのお勉強中。