前回は中子の調整、ネックグリップ粗加工、指板すり合わせをしました。
今回はフレット打ちをします。
↓前回作業
【5作目】中子の調整、ネックグリップ粗加工、指板すり合わせ(セットネックギター):ギタークラフト学校日誌(249)前回はセットネックの指板接着をしました。
今回は中子を削ったり、ネックグリップを粗加工したり、指板調整したり、細かい作業をしていきます...
↓4作目のときのフレット打ちの日記
【4作目】フレット打ち、リフレット:ギタークラフト学校日誌(195)今日はフレット打ちをします。
結果からいうとフレット打ちに失敗したのでリフレットしました…
↓前回作業
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フレット打ちはネックグリップを仕上げる前にやってしまいます。
ネックグリップを仕上げた後だと、フレットを打ったときの打撃でグリップが傷がついてしまうので。
フレットは#213を使います。
指板の端から2mmほど出る位置で切断します。
フレット溝に対してタングが左右1mmくらい内側に来るくらいの位置まで切ります。
製図用紙の切れ端などをフレットと指板の間に差し込んで隙間がないか確認。
フレットは端から打っていき、常に端が溝に埋まった状態を保ちつつ、真ん中を打ち込んでいきます。
真ん中を打ったときに端が浮いたら、端をしっかり打ち込んでから真ん中を打ち込んでいきます。
自分の打ち方のせいなのか、フレットに傷がけっこう入ってしまいました。
もうひとつの原因として、玄能の端が角張っているせいでフレットに傷がつくこともあるそうです。
玄能の丸めができたところで、打つ角度に気をつけつつ、しっかり打ち込みます。
全部フレットを打ち込めました。
600mmスケールをフレットの上に置き、浮いているフレットがないか確認。