今日の講義はストラトとテレキャスの回路記号図の書き方について。
先生がひとつひとつ配線をたどって説明してくれたので理解できました。
実習はフレット交換を進めます。
フレットのすり合わせが終わったので、先日に刃を加工した喰い切りでフレットを抜いていきます。
フレットを抜くときは、端っこから徐々に抜いていきます。
喰い切りを上に引っ張りながら抜くと指板材が剥がれてしまうので、喰い切りの刃先を指板に押し付けながら握り込んで抜きます。
喰い切りを少しずつ横にずらしながら抜いていきます。
フレット抜きにまだ慣れていないせいもありますが、抜くと指板の表面が剥がれてしまいます。
慎重に抜いても剥がれるそうなので、フレットを抜いた箇所はすべて瞬間接着剤で補修していきます。
紙などで軽く押し、剥がれた木片をできるだけ指板に埋めていきます。
瞬間接着剤をフレット溝に塗って木片を接着していきます。
全フレットの抜きと瞬間接着剤の補修が終わりました。
#320のペーパーで指板が平面になるように&接着剤の跡が消えるまで磨いていきます。
指板のRが崩れないようにRのついたすり板(サンディングブロック)を使います。
ラディアスゲージを使ってRが崩れていないか確認しながら磨いていきます。
平面が出たら#600で仕上げます。
#600はスポンジパッドを使って磨きます。
#320で磨いたキズが消えて指板の表面がキレイになりました。
フレット溝に挟まった木片などのカスをノコで取り除きます。
フレットを打つ前に、指板をできるだけストレートの状態にしておきます。
フレットはミディアムジャンボを使います。
フレットの両端が指板から2mmくらい出るくらいの長さで切ります。
当然フレットによって切る長さが異なるので、フレット立てに入れてあとでわかるようにしておきます。
今日はここまで。
明日はフレットを打っていきます。