ギタークラフト

ネックのセンター出し&スケールエンドの罫書き:ギタークラフト学校日誌(39)

今日の講義はペグと弦の種類について。実習ではネックのセンター出しとスケールエンドの罫書きをしました。

その前に、ネックポケットのマスキングテープを剥がし忘れていたので、スクレイパーでテープの上に乗っている塗装を剥がしていきます。

ネックポケットの内側に向かってスクレイパーで塗装を削っていきます。外側に向けて削るとネックポケットの角の塗装が剥がれてしまうので、内側に。

正面左側はハンドルが付いていたので塗装が乗っていません。右側部分だけ削っていき、マスキングテープが見えてきたら手で剥がしていきます。

はい、剥がし終わりました。

次はネックのセンター出しをします。1フレットと最終フレットにマスキングテープを貼り、左右のちょうど真ん中に印をつけます。数ミリ単位なので難しい。スケールやノギスで測る作業はギターの完成度に関わってくるので、きっちり中心を測れるまでやり直します。

ネックのセンター出しができたら、ボディにネックを取り付けてスケールエンド(全長)を測ります。ロングスケールは648mm。なので、ナットから648mmの位置に罫書きをします。スケールの半分の位置にある12フレットから324mmを測って罫書きしてもOKです。

今日はここまで。明日はトレモロユニットを取り付けるためのビス穴を開けていきます。

ABOUT ME
稲垣 健太(ケンタトニック)
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

音楽関係の仕事の経験、ギター製作の経験、音楽教室に通った実体験をもとに、音楽に役立つ情報を発信。

■音楽歴
中学2年生の時にギターを始める
高校1年生の時にドラムを始める
関西外国語大学外国語で軽音楽部に所属し、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを演奏
39歳からボイトレに通い始める
42歳でギタークラフトを始める
└2023年4月にギタークラフトの専門学校・ESPギタークラフトアカデミー大阪校(GCA)に入学
└ギター製作やリペアの専門技術・専門知識を習得中
└ギター製作の経験をほぼ毎日日記で更新
ギタークラフト製作日記

■音楽関連の仕事歴
[2006〜2009年]
大手CD・レコード販売店でロック、ジャズの仕入・販売を担当。
[2011年〜]
フリーランスのWebライター・Webディレクターとして開業。
大手音楽教室からの委託でボイトレサイトの運営、ボイトレ記事の執筆・編集に携わる。

■音楽教室の通い歴
[1995〜2000年まで]
某大手ギター教室に通う
[1997〜2002年まで]
某大手ドラム教室に通う
[2020年〜現在]
某大手音楽教室のボイトレ・話し方コースに通い中
ESPギタークラフトアカデミーにて月3回プロギタリストによる演奏授業を受講

■愛機
Stilblu #036 / #039 /#099
g'7 special(g7-TLT Type 2S)
Nashguitars S-57
Tom Anderson(Drop Top Classic -Deep Tobacco Fade)
TMG Gatton Thinline
Fender Custom Shop 1956 Stratocaster NOS
Gibson USA Exclusive Model / Les Paul Standard 60s Honey Lemon Burst

所有ギター一覧

■製作したギター
ギタークラフトアカデミー第1作目:
ポリゴンライン
ギタークラフトアカデミー第2作目:
Stand-Alone
ギタークラフトアカデミー第3作目:
Thin-Marauder


■好きなバンド
U2、Sigur Ros、THE 1975、Mr.Children、the band apart、くるり、SIAM SHADE、VAN HALEN

■ブログ
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