今日の講義はペグと弦の種類について。実習ではネックのセンター出しとスケールエンドの罫書きをしました。
その前に、ネックポケットのマスキングテープを剥がし忘れていたので、スクレイパーでテープの上に乗っている塗装を剥がしていきます。
ネックポケットの内側に向かってスクレイパーで塗装を削っていきます。外側に向けて削るとネックポケットの角の塗装が剥がれてしまうので、内側に。
正面左側はハンドルが付いていたので塗装が乗っていません。右側部分だけ削っていき、マスキングテープが見えてきたら手で剥がしていきます。
はい、剥がし終わりました。
次はネックのセンター出しをします。1フレットと最終フレットにマスキングテープを貼り、左右のちょうど真ん中に印をつけます。数ミリ単位なので難しい。スケールやノギスで測る作業はギターの完成度に関わってくるので、きっちり中心を測れるまでやり直します。
ネックのセンター出しができたら、ボディにネックを取り付けてスケールエンド(全長)を測ります。ロングスケールは648mm。なので、ナットから648mmの位置に罫書きをします。スケールの半分の位置にある12フレットから324mmを測って罫書きしてもOKです。
今日はここまで。明日はトレモロユニットを取り付けるためのビス穴を開けていきます。