ギタークラフト

3作目のバック生地調整(#150)、ナット接着:ギタークラフト学校日誌(161)

今日はバックの生地調整(#150)からやっていきます。

生地調整前の状態。
きれいな木目。

スケールを当てて平面になっているか確認。
左側の隙間が空いてますね。

だいぶ平面になりました。

ナット溝に残っている接着剤をマイクロチゼルやノミで取り除きます。

きれいになたね。

ヘッドの段差の部分に罫書きをします。

ナットを置いて確認したところ、ナットが少し段差を超えているのようなので、厚みを調整する必要があります。

5.2mmくらいあった厚みを5.05mmまで削りました。
5mmぴったりまで削るとトラスロッド溝の際が見える範囲が広くなってしまうので、0.05mm残しました。

次はナットの幅を合わせます。
現状で43.3mm。
ナット幅が43mmなので、少し削ります。

ナット幅は接着後に削ることを想定して、43.1mmまで削りました。
準備ができたので木工用瞬間接着剤で接着。

はみ出て固まった接着剤を叩きノミと仕上げノミで取り除きます。
マイクロチゼルよりも、刃の幅が広い叩きノミで取り除いたほうが良いとのことです。

ナットとネックの段差をペーパーヤスリで削ってきれいに。
今の時点でのナット加工は一旦ここまで。

ABOUT ME
稲垣 健太(ケンタトニック)
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

音楽関係の仕事の経験、ギター製作の経験、音楽教室に通った実体験をもとに、音楽に役立つ情報を発信。

■音楽歴
中学2年生の時にギターを始める
高校1年生の時にドラムを始める
関西外国語大学外国語で軽音楽部に所属し、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを演奏
39歳からボイトレに通い始める
42歳でギタークラフトを始める
└2023年4月にギタークラフトの専門学校・ESPギタークラフトアカデミー大阪校(GCA)に入学
└ギター製作やリペアの専門技術・専門知識を習得中
└ギター製作の経験をほぼ毎日日記で更新
ギタークラフト製作日記

■音楽関連の仕事歴
[2006〜2009年]
大手CD・レコード販売店でロック、ジャズの仕入・販売を担当。
[2011年〜]
フリーランスのWebライター・Webディレクターとして開業。
大手音楽教室からの委託でボイトレサイトの運営、ボイトレ記事の執筆・編集に携わる。

■音楽教室の通い歴
[1995〜2000年まで]
某大手ギター教室に通う
[1997〜2002年まで]
某大手ドラム教室に通う
[2020年〜現在]
某大手音楽教室のボイトレ・話し方コースに通い中
ESPギタークラフトアカデミーにて月3回プロギタリストによる演奏授業を受講

■愛機
Stilblu #036 / #039 /#099
g'7 special(g7-TLT Type 2S)
Nashguitars S-57
Tom Anderson(Drop Top Classic -Deep Tobacco Fade)
TMG Gatton Thinline
Fender Custom Shop 1956 Stratocaster NOS
Gibson USA Exclusive Model / Les Paul Standard 60s Honey Lemon Burst

所有ギター一覧

■製作したギター
ギタークラフトアカデミー第1作目:
ポリゴンライン
ギタークラフトアカデミー第2作目:
Stand-Alone
ギタークラフトアカデミー第3作目:
Thin-Marauder


■好きなバンド
U2、Sigur Ros、THE 1975、Mr.Children、the band apart、くるり、SIAM SHADE、VAN HALEN

■ブログ
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