今日はエフェクターの講義を受けてからの実習。
エフェクター実習でディストーションを作ります。
回路を理解するのは得意ではないですが、エフェクターを一から自分で作れるようになりたいので、実習が楽しみです。
実習はピックアップの取り付けをやっていきます。
リアピックアップは4芯のハムバッカーを使うので、フェイズテストをします。
フェイズテストは、どの線がセットになっているか(ホットとコールドの組み合わせ)、2つのコイルのどちら側に繋がっているかを確認するものです。
緑と黒の線がセットで、10KΩの数値が出ています。
緑がホット、黒がコールド(アース線)で、ドライバーでコイルを軽く叩くと下側のコイルが反応しました。
ピックアップをザグリに入れて位置決めをし、ビスで留める位置に目打ちをします。
弦の通り道を基準に決めます。
めちゃくちゃ分かりにくいですが、赤線の位置に目打ちしています。
ボール盤で深さ15mmの穴を開けます。
ビスがΦ2.5なので、ビットはΦ2を使用。
ビスの径がΦ2.5なのですが、ピックアップを留める穴がそれよりも小さくて入らないので、穴を拡張します。
金属の穴あけは木工用とは異なるので注意が必要です。
・金属用のビットを使う
・ボール盤は一番遅い回転にする
・一度に貫通させず、少しずつ上下させながら削っていく
ピックアップやエフェクターの筐体のような軽い物を穴あけする時は、一気に削ろうとするとビットの回転に持ってかれてしまい、本体(削る対象物)まで回転してしまい危険です。
なので、ボール盤を少し下げて削っては少し上げ、を少し下げて削っては少し上げを繰り返して削っていきます。
ビスが長くてこのままではボディを貫通してしまうので、ボルトクリッパーで切って長さを調整します。
今回は20mm残して切ってしまいます。
ボルトクリッパーで切るとネジ先が平坦になるので、グラインダーで先端を軽く尖らせます。
今日はここまで。
明日はピックアップの固定と配線をやっていきます。
今週中に終わらせたかったけど、週明けの完成になりそうです。