G♯sus4(A♭sus4)とは
- G♯メジャーコードの長3度の音Cを半音上げて完全4度C♯にしたコード
G♯sus4の構成音 G♯ ルート音 C♯ 完全4度 D♯ 完全5度 A♭sus4の構成音 A♭ ルート音 D♭ 完全4度 E♭ 完全5度 - 「sus」は「suspended (サスペンデッド:吊るす)」の略
- 「sus4」=3度の音を吊るし上げて4度にするという意味
- 「4」を省略した「G♯sus」という表記が使われることもあるが、長3度を長2度にするsus2も存在するため、完全4度にサスペンデッドした場合はsus4と明記するのが望ましい
- G♯とA♭は異名同音なので、G♯sus4とA♭sus4は同じコード。
本記事ではG♯sus4と表記する。
※異名同音=音名は異なるが実際の音が同じ音コード名 ルート音 長3度 – 完全5度 G♯メジャー G♯ C – D♯ A♭メジャー A♭ C E♭ コード名 ルート音 – 完全4度 完全5度 G♯sus4 G♯ – C♯ D♯ A♭sus4 A♭ – D♭ E♭ G♯sus4(A♭sus4)コードの指板図一覧
覚えやすい簡単な押さえ方(トライアド)
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G♯sus4(A♭sus4)のコードトーン表(指板上の構成音の配置)
※コードトーン:三和音、四和音のコードの構成音
ハイコードの押さえ方
- ローコード(オープンコード):開放弦を含む押さえ方
- ハイコード:開放弦を含まない押さえ方
6弦ルート①
■6弦4フレットをルート音とするハイコード
4フレットの1〜6弦を人指し指でセーハ
(セーハ…1本の指で複数弦を同時に押さえる)6弦ルート②
■6弦4フレットをルート音とするハイコード
3、4弦は人差し指でセーハ
1弦は人差し指の第二関節あたりで軽く触れてミュート
5弦は小指の腹で軽く触れてミュート5弦ルート①
■5弦11フレットをルート音とするハイコード
11フレットの1〜5弦を人指し指でセーハ
6弦は人差し指の先で軽く触れてミュート5弦ルート②
■5弦11フレットをルート音とするハイコード
4弦は小指の腹で軽く触れてミュート
6弦は親指の腹で軽く触れてミュート5弦ルート③
■5弦11フレットをルート音とするハイコード
1弦は人差し指の第一関節あたりで軽く触れてミュート
6弦は親指で軽く触れてミュート、または鳴らないように弾く5弦ルート④
■5弦11フレットをルート音とするハイコード
3弦は人差し指の先で軽く触れてミュート
6弦は親指で軽く触れてミュート、または鳴らないように弾く4弦ルート①
6弦ルート①の押さえ方を省略した形
1、2弦を人差し指でセーハ
5、6弦は親指または中指で軽く触れてミュート4弦ルート②
■4弦6フレットをルート音とするハイコード
5弦は人差し指の先で軽く触れてミュート
6弦は鳴らないように弾く覚えやすい簡単な押さえ方(トライアド)
シンプルな押さえ方① (6弦ルート)
■6弦4フレットをルート音とするハイコード
1、2、3弦は人差し指の腹から第二関節あたりで軽く触れてミュートシンプルな押さえ方② (5弦ルート)
■5弦11フレットをルート音とするハイコード
1、2弦は第一関節と第二関節の間あたりでミュート
6弦は親指の腹で軽く触れてミュートシンプルな押さえ方③ (4弦ルート)
■4弦6フレットをルート音とするハイコード
1弦は人差し指の腹で軽く触れてミュート
5、6弦は親指の腹で軽く触れてミュートシンプルな押さえ方④ (3弦ルート)
■3弦13フレットをルート音とするハイコード
4、5、6弦は押弦していない中指で軽く触れてミュートG♯sus4(A♭sus4)コードの構成音
音程 ルート音 完全4度 完全5度 構成音 G♯ C♯ D♯ 度数表記の読み方 R
P1ルート音
完全1度– – M2 長2度 m2 短2度 M3 長3度 m3 短3度 P4 完全4度 – – ♯4 増4度 – – P5 完全5度 – – ♯5 増5度 ♭5 減5度 M6 長6度 m6 短6度 M7 長7度 m7 短7度 – – ♭♭7 減7度 P8 完全8度 – – M9 長9度 – – ♯9 増9度 ♭9 短9度 P11 完全11度 – – ♯11 増11度 – – M13 長13度 ♭13 短13度 画像(指板図やスケール表)は当サイトへリンクを張ってもらえれば転載OKです。