aug (オーギュメント)コード一覧 / 指板図・押さえ方解説

◯augコードとは

  • augコードは、ルート音(根音)から長3度を2つ積み重ねてつくる、増三和音(オーギュメント・トライアド)
    ※【英】Augmented triad
  • augの構成音は「ルート音(R) | 長3度(M3) | 増5度(♯5)」
    ※長3度は半音4つ分の音程、増5度は半音8つ分の音程。
  • メジャーコードの完全5度の音を半音上げて増5度にするとaugコードになる。
  • 「aug」は「augmented(オーギュメンテッド)」の略で「拡大された」「増加された」を意味する英単語で、音楽のコードでは「半音上げた音程」という意味で使われる。
  • コード名として読むときは、「aug」=「オーギュメント」と読む。
    ※日本語では「augment(ɔːɡmént)」を「オーギュメント」と発音・表記することが多いが、実際の発音は「オーグメント」のほうが近い。
  • コードネームの表記は「◯aug」「◯♯5」「◯+5」など
    ※「+」は「♯(シャープ)」の略で、「♯5」と「+5」はいずれも増5度を表す

augコード一覧 / 構成音

音程ルート音
(R)
長3度
(M3)
増5度
(♯5)
CaugCEG♯
C♯aug
D♭aug
C♯
(D♭)
FA
DaugDF♯A♯
D♯aug
E♭aug
D♯
(E♭)
GB
EaugEG♯C
FaugFAC♯
F♯aug
G♭aug
F♯
(G♭)
A♯D
GaugGBD♯
G♯aug
A♭aug
G♯
(A♭)
CE
AaugAC♯F
A♯aug
B♭aug
A♯
(B♭)
DF♯
BaugBD♯G