Am6コード (Aマイナーシックス) の押さえ方をギターの指板図で11通り紹介しています。Am6の構成音の解説とAm6のコードトーン表(指板上の音の配置)の掲載もしていますので、ぜひコード学習の参考にしてください。
Am6コードとは
- Aマイナーの三和音に、長6度(メジャーシックス)の音を加えた四和音のコード
- Am6コードはマイナートライアドに長6度を加えた「マイナー系」のコード
※短6度(マイナー6th)ではなく、長6度(メジャー6th)を加える点に注意 - ルート音のA(ラ)から見て長6度はF♯(ファ♯)
- Am6の読み方は「エー・マイナーシックス」
- 構成音は「ルート・短3度・完全5度・長6度 (R・m3・P5・△6)」
コード名 | ルート音 | 短3度 | 完全5度 | – |
---|---|---|---|---|
Aマイナー | A | C | E | – |
コード名 | ルート音 | 短3度 | 完全5度 | 長6度 |
Am6 | A | C | E | F♯ |
コードネームの表記
「m」「min」「-」は「minor」を省略した記号
いずれも「マイナー」と読む
省略記号として「- (マイナス)」がよく使われる
Aマイナーシックスの表記の種類 |
---|
Am6 |
Amin6 |
A-6 |
Am6コードの指板図一覧
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Am6のコードトーン表(指板上の構成音の配置)
※コードトーン:三和音、四和音のコードの構成音
ローコードの押さえ方
- ローコード(オープンコード):開放弦を含む押さえ方
- ハイコード:開放弦を含まない押さえ方
ローコード①
5弦は開放弦
6弦は親指の腹で軽く触れてミュート
ハイコードの押さえ方
6弦ルート①
■6弦5フレットをルート音とする押さえ方
1弦は人差し指の付け根あたりで軽く触れてミュート
5弦は中指の腹で軽く触れてミュート
6弦ルート②
■6弦5フレットをルート音とする押さえ方
1〜6弦を人差し指でセーハ
6弦ルート③
■6弦5フレットをルート音とする押さえ方
完全5度の音Eを省略した押さえ方
人差し指は3弦2フレットを押さえつつ、1、2弦に軽く触れてミュート
5弦ルート①
■5弦12フレットをルート音とする押さえ方
2〜4弦を人差し指でセーハ
5弦は小指の腹で軽く触れてミュート
5弦ルート②
完全5度の音Eを省略した押さえ方
5弦ルート①の省略形
5弦ルート③
■5弦12フレットをルート音とする押さえ方
4弦は中差し指の腹あたりで軽く触れてミュート
6弦は親指の腹で軽く触れてミュート
5弦ルート④
■5弦12フレットをルート音とする押さえ方
1弦は人差し指の付け根あたりで軽く触れてミュート
6弦は親指の腹で軽く触れてミュート
5弦ルート⑤
■5弦12フレットをルート音とする押さえ方
完全5度の音Eを省略した押さえ方
4弦は人差し指の腹あたりで軽く触れてミュート
6弦は人差し指の先で軽く触れてミュート
4弦ルート①
■4弦7フレットをルート音とする押さえ方
6弦ルート②の省略形
完全5度の音Eを省略した押さえ方
5、6弦は親指の腹で軽く触れてミュート
4弦ルート②
■4弦7フレットをルート音とする押さえ方
2〜4弦を人差し指でセーハ
5弦は人差し指の先で軽く触れてミュート
6弦は鳴らないように弾く
Am6コードの構成音
度数 | ルート音 | 短3度 | 完全5度 | 長6度 |
---|---|---|---|---|
構成音 | A ラ | C ド | E ミ | F♯ ファ♯ |
度数表記の読み方 | |||
---|---|---|---|
R P1 | ルート音 完全1度 | – | – |
M2 | 長2度 | m2 | 短2度 |
M3 | 長3度 | m3 | 短3度 |
P4 | 完全4度 | – | – |
♯4 | 増4度 | – | – |
P5 | 完全5度 | – | – |
♯5 | 増5度 | ♭5 | 減5度 |
M6 | 長6度 | m6 | 短6度 |
M7 | 長7度 | m7 | 短7度 |
– | – | ♭♭7 | 減7度 |
P8 | 完全8度 | – | – |
M9 | 長9度 | – | – |
♯9 | 増9度 | ♭9 | 短9度 |
P11 | 完全11度 | – | – |
♯11 | 増11度 | – | – |
M13 | 長13度 | ♭13 | 短13度 |
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