Daugコード (Dオーギュメント) の押さえ方21通り・指板図・構成音

Daug(Dオーギュメント)のギターコードの押さえ方・指板図・構成音

Daugコード (Dオーギュメント) の押さえ方をギターの指板図で21通り紹介しています。Daugの構成音の解説とDaugのコードトーン表(指板上の音の配置)の掲載もしていますので、ぜひコード学習の参考にしてください。

ギタコン運営者:稲垣健太
執筆者:稲垣 健太 Kenta Inagaki
(ケンタトニック)
ESPギタークラフトアカデミー大阪校(GCA)2023年入学 ギター歴25年 ドラム歴10年
中学2年の時にギターをはじめ、学生時代は軽音楽部でバンド活動に没頭し、卒業後はCDショップで働きながら多様な音楽に触れる。現在はWebディレクションの仕事をしながら、ESPギタークラフトアカデミーに通いギター製作の専門知識・技術を学んでいる。

Daugコード(Dオーギュメント)とは

  • Daugは、ルート音(根音)のDから長3度を2つ積み重ねてつくる、
    増三和音(オーギュメント・トライアド)
    ※【英】Augmented triad
  • Daugの構成音は「D(ルート音) | F♯(長3度) | A♯(増5度)」の3音。
    ※長3度は半音4つ分の音程、増5度は半音8つ分の音程。
  • Dから長3度=半音4つ分の音程はF♯
    F♯から長3度=半音4つ分の音程はA♯
    (Dから数えるとA♯は増5度=半音8つ分の音程)

    Daugの音程関係を表した五線譜

  • 「aug」は「augmented(オーギュメンテッド)」の略で「拡大された」「増加された」を意味する英単語で、音楽のコードでは「半音上げた音程」という意味で使われる。
  • コード名として読むときは、「aug」=「オーギュメント」と読む。
    なので、Daugの読み方は「ディー・オーギュメント」となる。

  • 下記表のように、Dメジャーコードの完全5度の音Aを半音上げて増5度AにするとDaugになる。
コード名 ルート音 長3度 完全5度
Dメジャー
D F A
コード名 ルート音 長3度 増5度
Daug D F A

コードネームの表記

コードネームの表記は「Daug」「D♯5」「D+5」など
「+」は「♯(シャープ)」の略
「♯5」と「+5」はいずれも増5度を表す

Dオーギュメントの表記の種類 読み方
Daug Dオーギュメント
D(♯5) Dシャープフィフス
D+5 Dシャープフィフス

Daugコードの指板図一覧

ギターコード表の見方

  • Daug(Dオーギュメント)のローコードの指板図
  • ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(4弦12フレットをルート音とするハイコード)

  • Daug(Dオーギュメント)の指板図(5弦5フレットをルート音とするハイコード)
  • Daug(Dオーギュメント)の指板図(5弦5フレットをルート音とするハイコード)

  • ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(5弦5フレットをルート音とするハイコード)
  • ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(5弦5フレットをルート音とするハイコード)

  • ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(6弦10フレットをルート音とするハイコード)
  • ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(6弦10フレットをルート音とするハイコード)
  • ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(6弦10フレットをルート音とするハイコード)

  • ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(6弦10フレットをルート音とするハイコード)
  • ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(6弦10フレットをルート音とするハイコード)
  • ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(6弦10フレットをルート音とするハイコード)

  • ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(6弦10フレットをルート音とするハイコード)
  • ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(6弦10フレットをルート音とするハイコードの省略形)
  • ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(6弦10フレットをルート音とするハイコード)

  • ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(4弦12フレットをルート音とするハイコード)
  • ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(4弦12フレットをルート音とするハイコード)

覚えやすい簡単な押さえ方(トライアド)

  • ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(5弦5フレットをルート音とするハイコード)
  • ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(3弦7フレットをルート音とするハイコード)
  • ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(6弦10フレットをルート音とするハイコード)
  • ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(4弦12フレットをルート音とするハイコード)

▶ ギターコード一覧

ギターコード表の見方

全国のギター教室を地域別に紹介しています。レッスン料金の安さ・特徴が一目でわかる比較表や、最寄りの教室が探しやすい地図などから、自分に合ったギター教室を探せます。

Daugのコードトーン表(指板上の構成音の配置)

Daug(Dオーギュメント)のコードトーン表

※コードトーン:三和音、四和音のコードの構成音

▶ ◯augの構成音
指板上の音の配置一覧

ローコードの押さえ方

  • ローコード(オープンコード):開放弦を含む押さえ方
  • ハイコード:開放弦を含まない押さえ方

ローコード①

4弦は開放弦
5、6弦は親指の腹で軽く触れてミュート

Daug(Dオーギュメント)のローコードの指板図

ハイコードの押さえ方

6弦ルート①

6弦10フレットをルート音とするハイコード
2、3弦は人差し指でセーハ
1弦は人差し指の第一関節あたりで軽く触れてミュート

ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(6弦10フレットをルート音とするハイコード)

6弦ルート①-2

上記の形から2弦の押弦を省略した押さえ方
1,2弦は人差し指の腹あたりで軽く触れてミュート

ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(6弦10フレットをルート音とするハイコード)

6弦ルート①-3

上記から2弦ではなく、3弦の押弦を省略した押さえ方
3弦は人差し指の先で軽く触れてミュート

ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(6弦10フレットをルート音とするハイコード)

6弦ルート②

6弦10フレットをルート音とするハイコード
1,2弦は人差し指の第二関節あたりで軽く触れてミュート

ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(6弦10フレットをルート音とするハイコード)

6弦ルート②-2

6弦10フレットをルート音とするハイコード
1弦は人差し指の第二関節あたりで軽く触れてミュート
5弦は中指の腹で軽く触れてミュート

ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(6弦10フレットをルート音とするハイコード)

6弦ルート②-3

上記の形から人差し指を5弦へと移動させた押さえ方
4弦は人差し指の腹で軽く触れてミュート

ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(6弦10フレットをルート音とするハイコード)

6弦ルート③

6弦10フレットをルート音とするハイコード
1弦は人差し指の付け根あたりで軽く触れてミュート
5弦は人差し指の腹あたりで軽く触れてミュート

ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(6弦10フレットをルート音とするハイコード)

6弦ルート③-2

上記の形から4弦の押弦を省略した押さえ方
人差し指は6弦10フレットを押さえながら1、4、5弦をミュート

ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(6弦10フレットをルート音とするハイコードの省略形)

6弦ルート③-3

6弦10フレットをルート音とするハイコード
1、2弦は人差し指の第二関節あたりで軽く触れてミュート

ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(6弦10フレットをルート音とするハイコード)

5弦ルート①

5弦5フレットをルート音とするハイコード
2、3弦は人差し指でセーハ
1弦は押弦している人差し指の第一関節あたりで軽く触れてミュート
6弦は親指の腹で軽く触れてミュート

Daug(Dオーギュメント)の指板図(5弦5フレットをルート音とするハイコード)

5弦ルート①-2

5弦ルート①に1弦6フレットの押弦を加えたバージョン

Daug(Dオーギュメント)の指板図(5弦5フレットをルート音とするハイコード)

5弦ルート②

5弦5フレットをルート音とするハイコード
4弦は人差し指の腹で軽く触れてミュート
6弦は人差し指の先で軽く触れてミュート

ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(5弦5フレットをルート音とするハイコード)

5弦ルート②-2

5弦5フレットをルート音とするハイコード
1弦は人差し指の第二関節あたりで軽く触れてミュート
6弦は人差し指の先で軽く触れてミュート

ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(5弦5フレットをルート音とするハイコード)

4弦ルート①

4弦12フレットをルート音とするハイコード
5、6弦は親指の腹で軽く触れてミュート

ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(4弦12フレットをルート音とするハイコード)

4弦ルート②

4弦12フレットをルート音とするハイコード
5、6弦は親指の腹、もしくは空いている薬指で軽く触れてミュート

ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(4弦12フレットをルート音とするハイコード)

4弦ルート③

4弦12フレットをルート音とするハイコード
ローコード①の1オクターブ上(12音上)の押さえ方
5弦は人差し指の先で軽く触れてミュート
6弦は鳴らないように弾く

ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(4弦12フレットをルート音とするハイコード)

▶ ギターコード一覧

ギターコード表の見方

覚えやすい簡単な押さえ方(トライアド)

シンプルな押さえ方① (6弦ルート)

6弦10フレットをルート音とするハイコード
1、2、3弦は人差し指の腹から第一関節あたりで軽く触れてミュート

ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(6弦10フレットをルート音とするハイコード)

シンプルな押さえ方② (5弦ルート)

5弦5フレットをルート音とするハイコード
1、2弦は人差し指の第一関節と第二関節の間あたりでミュート
6弦は親指の腹で軽く触れてミュート

ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(5弦5フレットをルート音とするハイコード)

シンプルな押さえ方③ (4弦ルート)

4弦12フレットをルート音とするハイコード
1弦は人差し指の腹あたりで軽く触れてミュート
5、6弦は親指の腹で軽く触れてミュート

ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(4弦12フレットをルート音とするハイコード)

シンプルな押さえ方④ (3弦ルート)

3弦7フレットをルート音とするハイコード
4弦は中指の先で軽く触れてミュート
5、6弦は親指の腹で軽く触れてミュート

ギターのDaug(Dオーギュメント)コードの指板図(3弦7フレットをルート音とするハイコード)

▶ ギターコード一覧

ギターコード表の見方

Daugコードの構成音

度数 ルート音 完全3度 増5度
構成音 D
F
ファ
A

Daug(Dオーギュメント)コードの構成音を五線譜で表記

Daug(Dオーギュメント)コードの構成音を鍵盤で表記

度数表記の読み方
R P1 ルート音 完全1度 - -
M2 長2度 m2 短2度
M3 長3度 m3 短3度
P4 完全4度 - -
♯4 増4度 - -
P5 完全5度 - -
♯5 増5度 ♭5 減5度
M6 長6度 m6 短6度
M7 長7度 m7 短7度
- - ♭♭7 減7度
P8 完全8度 - -
M9 長9度 - -
♯9 増9度 ♭9 短9度
P11 完全11度 - -
♯11 増11度 - -
M13 長13度 ♭13 短13度

▶ ギターコード一覧

ギターコード表の見方

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