E6コード (Eシックス) の押さえ方11通り・指板図・構成音

2024年6月30日

E6コード (Eシックス) の押さえ方をギターの指板図で11通り紹介しています。E6の構成音の解説とE6のコードトーン表（指板上の音の配置）の掲載もしていますので、ぜひコード学習の参考にしてください。

執筆者：稲垣健太 Kenta Inagaki
（ケンタトニック） ESPギタークラフトアカデミー大阪校（GCA）2023年入学ギター歴25年ドラム歴10年

中学2年の時にギターをはじめ、学生時代は軽音楽部でバンド活動に没頭し、卒業後はCDショップで働きながら多様な音楽に触れる。現在はWebディレクションの仕事をしながら、ESPギタークラフトアカデミーに通いギター製作の専門知識・技術を学んでいる。

E6(Eシックス)コードとは

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※コードトーン：三和音、四和音のコードの構成音

1、6弦は開放弦（弦を押さえない）

■6弦12フレットをルート音とする押さえ方その1
1弦は人差し指の付け根あたりで軽く触れてミュート
5弦は中指の腹で軽く触れてミュート

■6弦12フレットをルート音とする押さえ方
1、2弦は人差し指の第一関節あたりで軽く触れてミュート

■6弦12フレットをルート音とする押さえ方
完全5度（Bの音)を省略した押さえ方
1弦は人差し指の付け根あたりで軽く触れてミュート
5弦は人差し指の腹で軽く触れてミュート

■6弦12フレットをルート音とする押さえ方
完全5度（Bの音)を省略した押さえ方
1〜3弦は人差し指でセーハ
5弦は小指の腹で軽く触れてミュート

■5弦7フレットをルート音とする押さえ方
完全5度（Bの音)を省略した押さえ方
1弦は人差し指の腹あたりで軽く触れてミュート
6弦は親指の腹で軽く触れてミュート
※押さえ方はC6のローコードの形

■5弦7フレットをルート音とする押さえ方
3、4弦を人差し指でセーハ
2弦は人差し指の第一関節あたりで軽く触れてミュート
6弦は親指の腹で軽く触れてミュート

■5弦7フレットをルート音とする押さえ方
1〜4弦は薬指でセーハ
6弦は人差し指の先で軽く触れてミュート

■5弦7フレットをルート音とする押さえ方
1弦は人差し指の第一関節あたりで軽く触れてミュート
6弦は中指の先で軽く触れてミュート

■4弦2フレットをルート音とする押さえ方
2〜4弦を人差し指でセーハ
5弦は人差し指の先で、6弦は親指の腹で軽く触れてミュート
または、押弦していない中指で5、6弦をミュート

■4弦14フレットをルート音とする押さえ方
完全5度（Bの音)を省略した押さえ方
5、6弦は親指の腹で軽く触れてミュート

E6(omit5)= C♯m(第一転回形)
この押さえ方は、EとC♯のどちらをルート音とするかでコード名が変わる
2弦14フレットのC♯をルート音とするときはC♯mの第一転回形となる

E6から5度を省略したE6(omit5)の構成音（E/ルート音・G♯/長3度・C♯/長6度）と
C♯mの構成音（C♯/ルート音・E/短3度・G♯/完全5度）は同じ

※omit(オミット)は「抜く」「省略する」という意味
※omit5＝5度の音を抜く

度数	ルート音	長3度	完全5度	長6度
構成音	E ミ	G♯ ソ♯	B シ	C♯ ド♯