今回は5弦ベースの裏通し穴の弦止めブッシュに穴あけ、
↓前回作業

【5弦ベース製作】ペグ取り付け、ネックポケット塗装の刃引き(301)今回は5弦ベースのペグ取り付けとネックポケット塗装の刃引きをします。
↓前回作業
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裏通し穴は塗装前に開けていますが、バック側はビットの先が少し出るくらいまでしか開けていません。
↓裏通し穴あけの作業はこちらの日誌に書いています。

【5弦ベース製作】ボディの生地調整、弦の裏通し穴あけ(294)前回はナットの接着をしました。
今回はボディの生地調整をします。
↓前回作業
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弦止めブッシュの穴あけをするまえに、穴の位置の罫書きをします。
まずセンターラインを罫書き。
塗装が載っていてわかりにくいですが、塗装前に開けた穴がうっすら見えています。
センターラインに対して穴の位置が垂直に並んでいる横戦を罫書いて確認します。
ブリッジを当てて裏通し穴の位置を確認。
わずかでですが5弦と4弦の穴の位置がズレています。
小さい穴の上に塗装が載っていることもあり、目視だけだとズレがわかりにくいですね。
ノギスで弦止めブッシュ同士の間隔と測り、目打ちをし直します。

大きめの軸付砥石で面取りします。
めんとりをすると木部が見えてしまいますが、しっかり面取りをしておかないと、弦止めブッシュを打ち込んだときに塗装が割れてしまう恐れがあります。
メタリックグレーに近いマーカーで面取りした部分を塗りつぶしておきます。
丸棒方の当て木をブッシュ穴に差し込み、その上から玄能で叩いて穴に埋め込みます。
今度はトップ面にブリッジのビス穴をあけます。
写真を撮り忘れましたが、ノギスで穴同士の間隔を測ったうえで目打ちをしています。

ブリッジを固定する前に、コントロールキャビティから弦アースを通して置きます。
このタイプはブリッジの底面にアース線の先端を挟むことで弦アースを取ります。
きっちり弦アースが取れるように、アース線の先端を眺めに&しっかり広げてバラけさせておきます。