前回はネック接着をしました。
今回は指板接着をします。
↓前回作業
【5作目】セットネック接着:ギタークラフト学校日誌(247)今回はセットネックの接着をします。
↓前回作業
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指板接着をする前に、接着面の平面出しをします。
指板接着面とボディのジョイント周りにある段差を豆平鉋で平らにします(赤枠の部分)
600mmスケールで指板接着面が平面になっているか確認します。
指板面だけでなく、斜めにスケールをあててボディのジョイント周りと指板のラインも平面になっているか確認します。
続いて指板裏の平面出しをします。
指板接着用の治具に指板を貼り付け、#150のサンドペーパーで磨いて平面にします。
平面になりました。
実はすり板が平面になっておらず、磨くと左右が傾いてしまったので、先生にすり板を修正してもらいました。
定期的に道具の精度を確認するのも大事ですね。
指板接着面と指板裏の平面出しができたので、指板接着の準備をします。
本番の接着前に仮止めをして確認。
指板とボディにセンターラインを書いておくのも忘れずに。
今回使用するのはP-90ピックアップで、ピックアップザグリと指板エンドがぴったり合うように接着します。
ヘッドとネックの境目あたりと、ボディのジョイント裏あたりに当て木をしてクランプで止めます。
あとの部分は当て木は挟んでいません。
仮止めで止め方を確認できたので接着します。
指板裏に木工用ボンドを塗り塗り。
指板のセンターラインとボディのセンターラインをきっちり合わせます。
1日乾燥させた後の状態です。
センターラインのズレもなく、ぴったり接着できました。
指板つくといよいよ完成が近づいてきた感がありますね。
まあ、まだネックグリップも生地調整もできてないので、完成はもう少し先ですが、、、