前回、トラスロッドの埋め木とヘッドの耳材を接着しました。
今回はトラスロッドの埋め木の平面出し、ヘッドの平面出しをします。
↓前回作業

【5作目】トラスロッドの埋め込み・接着(埋木作成)、ヘッドの耳材接着:ギタークラフト学校日誌(230)今回はネックにトラスロッドの埋め込む作業をします。
↓前回作業
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耳材は0.5mmほど段差をつけて接着しているので、豆平鉋で削って平面にします。

次はヘッド裏の平面出しをしたいのですが、そのためにはヘッドの形を罫書いてペグの位置を確認する必要があります。
まずはセンターラインを引きます。
センターラインはネック材の幅ではなく、埋め木の幅で取ります。

裏向けですがペグを置いて位置を確認します。
横線がヘッド裏の平面出しの位置です。

表に引いた線を裏まで引っ張ってきます。
ヘッドの頭からこのラインまで平面出しをします。

角度付きヘッドなので、こういった固定の仕方をします。
ただ、ヘッドの頭を先にギリギリまで切ってしまったので、Fクランプを留める余裕がなくなってしまいました、、、
なので、Fクランプで留めた箇所は削らず、あとでノミで削るとします。

脚付きのルーターで平面出しをします。
ヘッドの最終の仕上がりは14mm。
平面出しの段階では14.5mmまで削ります。
最初はヘッド裏はガタガタの状態なので、平面になるまで数mm削り、そこから残りのヘッドの厚みから最終の仕上がり(14.5mm)を引き、あと何mm削ればよいか計算します。


Fクランプで固定していて削れなかった部分は仕上げノミで削ってしまいます。


























