今日も欠席者が多かったので講義はなし、実習のみ。
ネック材のトップ面落とし込みの続きから。
昨日はヘッド側の落とし込みをしたので、今日はボディエンド側の落とし込みをします。
ネック材の右半分を削ったところです。
わかりづらいですが、トップ面の左右で微妙に高さが違ってしまい、段差ができてしまいました。
#150のサンドペーパーで削って段差をなくします。
次は指板を作っていきます。
まずは指板の幅を削ります。
今回はネックバインディング(厚さ1.5mm)を付けるので、指板幅からバインディングの厚みを引いた位置に罫書きをします。
1Fの指板幅は43mmにするので、バインディング両面で3mmを引いて幅40mmに。
最終F(22F)は57mmにするので、バインディング両面で3mmを引いて幅54mmに。
ローズウッドは罫書きが見えにくいので、罫書きした線に沿ってマスキングテープを貼っておきます。
豆平鉋で罫書きした指板の幅まで削っていきます。
真っ直ぐに削れているかスケールでチェック&スコヤで指板材の背面と側面が直角になっているかチェック。
罫書きの0.2mm手前くらいで削るのを止め、あとはエコノミーサンダーで整えます。
指板の形ができあがりました。
次はポジションマーク(ブロックインレイ)を埋め込むための溝をトリマーで掘っていきます。
治具をセッティングし、トリマーで深さ1.8mmまで掘ります。
インレイの厚みが2mmなので、それを超えないように注意しながら。
綺麗に掘れたね。いい溝じゃん。ここにインレイを埋め込むんじゃん。
今日はここまで。明日はインレイの溝掘りの続きから。えっさほいさ。