前回はネックエンドに取り付けるホイールナット用のザグリ加工をしました。
今回は指板接着をします。
↓前回作業

まだヒールの加工をしていなかったので、指板接着前に荒加工をします。
ヒールカットの形を罫書き。
高音弦側のほうがカットが深い形にします。

指板接着面の平面出しをします。
トラスロッドがフラットの状態で指板を貼ると、順反り方向にロッドを効かせられないので、少しロッドを時計回りに回して逆反りの状態にし、そこから指板接着面を削って平面にします。
逆反りにするのは、フレットを打ったときの逆反りした時に補正する役割もあるわけです。
フレットは20数個も打つので、スタッドによってネックによってかかる反る力は大きく、ネックが逆反り方向に動いてしまいます。
どれくらいロッドを効かせるかはロッドの効き具合や弦の張力(6弦ギターか多弦ギターかなど)によります。
今回は約2周回しました。

これはあくまでも目安ですが、ロッドを回して0フレットあたりが少し隙間ができるくらいの状態にします。

豆平鉋で削って平面にします。
鉋だけでは完全には平面にできないので、あるていど平面にしたらエコノミーサンダーで削ります。

縦方向は600mmスケールをあててストレートを確認。
横方向は150mmスケールをあてて平行か確認。

600mmスケールでストレートを確認します。
横向きだと重力でたわむので、縦向きにしてスケールをあてます。
ストレートになっていますね。

大きな隙間はありませんでしたが、指板を密着させるために指板裏を#320のサンドペーパーで軽く磨いておきます。

では指板接着をします。
指板裏と指板接着を濡れ雑巾で軽く拭きます。
接着前に濡らすのは、接着面に付着したゴミやホコリを取り除くこと、導管に水分を含ませることで水性の接着材を浸透しやすくするのが目的です。

指板裏に木工用ボンドを塗ります。
ボンドが多すぎると接着時にズレてしまうので注意。

指板をネックにこすりつけて木工用ボンドを全体に行き渡らせます。

見えにくいですが、ヘッド側もセンターを合わせます。
1日置いて乾燥させます。



















