前回はフレット溝の切り直しとサイドポジションマークの埋め込みをしました。
今回はホイールナットを取り付けるためのザグリ加工をします。
↓前回作業

指板エンドにホイールナット用のザグリを罫書きします。
今回はマルチスケールで指板エンドが斜めになっているので、ホイールナットのザグリも斜めになります。
ESP製のホイールナットの幅が19mmなので、ザグリの幅は左右に少し余裕を持たせて22mmにします。
縦は浅い方(正面から見て右側)を基準にし、右側を8mm、左側を13.5mmに設計。
縦は5.5〜の6.5mmあれば十分に収まるのですが、指板エンドの長さとロッドアジャストまでの距離の都合上、少し縦を広めに取りました。
内側の角は3Rにします。

ミシンノコで荒加工します。
直角に切断できないので、まず斜めに切ります。

次はネック側にホイールナット用のザグリを掘ります。
今作はセットネックでこのままだとホイールナットのザグリを掘りにくいので、先にボディと接着した後に削ってしまう部分をあらかじめ削っておきます。
ネックエンドはピックアップを置く部分なので、ピックアップザグリの深さに合わせて掘ってしまいます。
ボール盤で肉抜きします。

ピックアップザグリの深さを20mmで設計しているので、ここのザグリも指板トップ面から20mmで掘りました。
ネックエンド部分は指板を貼ってから整えるので、1mmほど余白を残しています。

ネックエンド部分に掘るホイールナットのザグリをついでに荒加工しました。

合板を四角く切り取りって治具にし、トリマーで掘ります。
トリマーのビットはΦ6なので、角は3RになるのでRは手加工不要です。

次はネックエンドにロッド穴を開けます。
先にホイールナットザグリを掘っているので、このザグリの中に穴を開けます。
ロッド穴の縦位置は指板トップ面から7mmです。

ボール盤の側面にネックを固定。
ネックがボール盤のビットに対して垂直になっているか確認し、穴を開けます。

ホイールナットが入りました。
ホイールナット用のザグリ加工はこれで完了です。











