前回はネックグリップの荒加工をしました。
今回は指板厚の調整と指板Rの加工をします。
↓前回作業

今回はジリコテ材を切り出して指板を作ります。
材から切り出して作るので、少し厚めに材を切っておいてしばらく放置する「狂い出し(くるいだし)」をする必要があります。
木工における狂い出しは、材を加工した後にしばらく放置して「反り」や「ねじれ」といった狂いをあえて出しておき、狂いが出た状態から目的の形状に加工するという工程です。
今回作る指板材は6mm厚なので薄いので、狂い出しをしておかないと反ってしまう可能性が高いです。
狂い出しをして加工した後も反ったりねじれたりする可能性はありますが、加工後の狂いの幅を抑えるためにやっておきます。
指板材の狂い出しをする場合、目標の厚みの+3mmくらいで切り出しておきます。
ですので、今回は6mm+3mm=9mmで切り出しをし、しばらく放置して狂い出しをします。
こちらは狂い出しをし終わった状態です。
あまり反ったりはしていなかったので、狂いにくい材なのかもしれません。

マルチスケール指板なので、0フレットと指板エンドは斜めになります。
バンドソーでカットします。

この後プレーナーで厚みを落とすので、エコノミーサンダーで指板裏のほうを平面出しします。

プレーナーで9mmから7.5mmまで厚みを落としました。
まだ指板Rをつけていないので、厚めに加工しています。

これから指板Rをつける作業をします。
こちらは指板Rをつける前の平面の状態の指板です。

エコノミーサンダーで指板Rをつけました。400Rです。
長い当て木に指板を両面テープで固定し、エコノミーサンダーで削っていきました。
指板は0フレット側とエンド側で幅が異なるため、両手を同じ動きで上下させて削るとコンパウンドラジアスのようにローポジ側とハイポジ側で異なる指板Rになってしまいます。
なので、エコノミーサンダーでローポジからハイポジまで同じ指板Rをつけるときは、両手で指板を持ち、0フレット側を持っている手は動かさず、指板エンド側を上下に少し回転させながら削っていきます。
片側を削ったら持ち手を左右入れ替えて反対側を同じように削ります。

最も厚みのある指板の真ん中で7mmです。
この状態ですり板ですり合わせをします。

400Rがついたすり板に#150のサンドペーパーを貼ってすり合わせをします。
これで指板すり合わせはOKです。






