完成した7作目のシンラインテレキャスタータイプのギターをエイジド加工したいと思います。
レリックという呼び方はFenderの登録商標なので、「エイジド加工」や「エイジング加工」と呼びます。
塗装にスクレイパーなどで傷をつける「ダメージ加工」と塗装をひび割れさせる「クラック加工」の2種類をやります。
↓エイジド加工前の7作目のギター

加工前の状態。
本作はオールラッカー塗装をしているため、ウレタン塗装よりも塗膜が薄く、クラックが入りやすい状態となっています。
クラックは後から施すので、まずは傷を付けるエイジド加工をしていきます。

肘や前腕が当たる部分は塗装が剥がれやすいので、そのあたりをスクレイパーで剥がしていきます。

一気には塗装を剥がさず、少しずつ削っていきます。
着色が剥がれて木材の地色が見えてきました。

マイナスドライバーでも削ってみます。
使う工具によって削れ方や削れ具合が異なるので、色々試してみたいと思います。

自然に塗装が剥がれたように見せたいので、ランダムに傷をつけていきます。

メラミンスポンジの「激落ちくん」でこすって傷をフェイドアウトさせてみます。
ライトミディアムエイジドくらいにしたいので、コンター部分はこれくらいに留めておきます。

このあたりの傷はマイナスドライバーで削ったり玄能で叩いて作りました。

バック面も同じようにスクレイパーで削ったり、マイナスドライバーや玄能で傷をつけてみました。

スクレイパーで削っただけだと傷が新しくて不自然なので、オイルフィニッシュ塗料で汚れをつけてみます。
ワトコオイルのエボニーカラーを使います。
オイルフィニッシュ塗料は塗装には着色できないので、剥がして見えたきた木材に塗り込んで色をつけていきます。

オイルフィニッシュ塗料も色々あるので、木材やエイジド具合に合わせていくつかカラーを試してみます。
ウェスに塗料を染み込ませて塗っていきます。

このあたりのエイジドは控えめにしました。
ここも傷にオイルフィニッシュを塗って汚しています。

ミディアムライトエイジド風なので傷が目立たないですが、まあまあ自分のイメージ通りにエイジド加工ができたかなと思います。








