ギタークラフト

【7作目】シンラインタイプのピックガード製作と取り付け:ギタークラフト学校日誌(341)

シンラインテレキャスタータイプのギターのピックガードの外周を#800のサンドペーパーで成形

前回はナット溝の加工をしました。
今回はビックガードの製作と取り付けです。

↓前回作業

ナット溝の成型が完了したギター
【7作目】ナット溝の加工:ギタークラフト学校日誌(340)前回はブリッジとジャックの取り付け、ネックセットをしました。 今回はナット溝の加工をやります。 ↓前回作業 https:/...

今回は4プライのピックガードを使います。
表側から黒、白、黒、白の4プライです。
こちらは裏側の白。マスキングテープを貼り、製図からピックガードの形を写し書きします。
シンラインテレキャスタータイプのギターのピックガードの罫書き

ミシンノコで罫書きの少し外側で切断します。
シンラインテレキャスタータイプのギターのピックガードをミシンノコで切断

ミシンノコで切断後、外周を鉄ヤスリと#150のサンドペーパーで形を整えました。
外周はボディの形に合わせて微調整しながら作りました。
シンラインテレキャスタータイプのギターのピックガード

ピックアップはダイレクトマウント(ボディのザグリに直接ビス留めする)なので、先にピックアップの位置を決めて固定します。
ネックエンドからピックアップまでの距離を測り、ピックガードにピックアップ用の穴を開けます。

ピックアップの実寸を測ったうえで、ピックアップ用の穴の位置を罫書きします。
シンラインテレキャスタータイプのギターのピックガードにピックアップの穴の位置を罫書き

今回使うテレキャスターのフロントピックアップの縦幅の実寸は14mmでした。
ピックアップの両端を14mmより少し小さいΦ12.8のビットで穴開けします。
シンラインテレキャスタータイプのギターのピックガードにピックアップの穴をボール盤で開けているところ

ピックアップの両端をビットで穴開けすることで、両端の半円がほぼほぼ出来あがった状態になります。
Φ14のビットで穴開けしても良かったのですが、ピックアップの外周に隙間が空くのが嫌なので、少し狭めの穴を開けてヤスリで削りながら合わせることにしました。
シンラインテレキャスタータイプのギターのピックガードにピックアップの穴をボール盤で開けた状態

ミシンノコで穴をくり抜きます。
シンラインテレキャスタータイプのギターのピックガードのピックアップ穴をミシンノコで加工

鉄ヤスリと#150のサンドペーパーで形を整えました。
シンラインテレキャスタータイプのギターのピックガード

ピックアップの幅ぴったりです。
シンラインテレキャスタータイプのギターのピックガード

縁を斜めに加工します。
4プライは4層が綺麗に見えるのが肝なので、気合いを入れて加工します。
シンラインテレキャスタータイプのギターのピックガードの外周を斜めに成形

#150のサンドペーパーで形を作ったら、#240→#320→#600と番手を上げて傷を細かくします。
こちらは#800まで番手を上げたところです。
シンラインテレキャスタータイプのギターのピックガードの外周を#800のサンドペーパーで成形

さらに#1000、#1200と番手を上げて磨きます。
#1200まで磨いてかなり綺麗になりました。
シンラインテレキャスタータイプのギターのピックガードの外周を#1200のサンドペーパーで成形

次はポッドの穴やビス留め穴を開けます。
シンラインテレキャスタータイプのギターのピックガードのポッドの穴を罫書き

ボール盤で各穴を開けました。
シンラインテレキャスタータイプのギターのピックガードのポッドの穴を開けた状態

レバースイッチのレバーを通すための穴を開けます。
ボール盤でΦ2のビットでレバー穴の両端を穴開け。
シンラインテレキャスタータイプのギターのピックガードのレバースイッチの穴を開けているところ

ミシンノコで両端の穴をつなげます。
シンラインテレキャスタータイプのギターのピックガードのレバースイッチの穴をミシンノコで開けているところ

150mmスケールに#150のサンドペーパーを貼って穴の形を整えます。
シンラインテレキャスタータイプのギターのピックガードのレバースイッチの穴をサンドペーパーで加工

ビス留め穴の上面を皿切りビットで皿切りします。
皿切りはビスの頭がピックガードから飛び出ないようにするための工程です。
シンラインテレキャスタータイプのギターのピックガードのビス留め穴を皿切りしているところ

ピックガードが出来上がりました。
写真を撮っていないですが、ボディにビス留めの穴を開けて固定をしました。
シンラインテレキャスタータイプのギターのピックガード

ABOUT ME
監修・執筆:稲垣 健太(ケンタトニック)
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

音楽関係の仕事の経験、ギター製作の経験、音楽教室に通った実体験をもとに、音楽に役立つ情報を発信。

■音楽歴
中学2年生の時にギターを始める
高校1年生の時にドラムを始める
関西外国語大学外国語で軽音楽部に所属し、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを演奏
39歳からボイトレに通い始める
42歳でギタークラフトを始める
└2023年4月にギタークラフトの専門学校・ESPギタークラフトアカデミー大阪校(GCA大阪)に入学し、ギター製作やリペアの専門技術・専門知識を学ぶ
2026年3月 ESP GCA大阪校 マスタークラス課程を修了・卒業
ギタークラフト製作日記
YouTubeでも投稿中

■音楽関連の仕事歴
[2006〜2009年]
大手CD・レコード販売店でロック、ジャズの仕入・販売を担当。
[2011年〜]
フリーランスのWebライター・Webディレクターとして開業。
大手音楽教室からの委託でボイトレサイトの運営、ボイトレ記事の執筆・編集に携わる。
[2026年4月〜]ESP GCA大阪校のアシスタント講師として勤務
ギター製作の基礎から高度なリペア技術までを直接指導
ギタークラフトの知見を活かし、単なるユーザー目線ではない、技術者目線での教室選びを提案しています。


■音楽教室の通い歴
[1995〜2000年まで]
某大手ギター教室に通う
[1997〜2002年まで]
某大手ドラム教室に通う
[2020年〜現在]
某大手音楽教室のボイトレ・話し方コースに通い中


■愛器
Stilblu #036 / #039 /#099
g'7 special(g7-TLT Type 2S)
J.W.BLACK Guitars JWB JP-T THINLINE
Tom Anderson(Drop Top Classic -Deep Tobacco Fade)
TMG Gatton Thinline
Fender Custom Shop 1956 Stratocaster NOS
Gibson USA Exclusive Model / Les Paul Standard 60s Honey Lemon Burst
Rittenhouse Guitars J-Master Sharwood Green Metallic
K.nyui Custom Guitar KNTE Mercedes Blue Metalic
Taylor 614ce-N(ナイロン弦バージョン)
CAT'S EYES CE-1200CF
所有ギター一覧

■製作したギター
ギタークラフトアカデミー第1作目:
ポリゴンライン
ギタークラフトアカデミー第2作目:
Stand-Alone
ギタークラフトアカデミー第3作目:
Thin-Marauder
ギタークラフトアカデミー第4作目:
Focus Point
ギタークラフトアカデミー第5作目:
Uroboros LP ギタークラフトアカデミー第6作目:
PB-5S

■好きなバンド
U2、Sigur Ros、THE 1975、Mr.Children、the band apart、くるり、SIAM SHADE、VAN HALEN

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株式会社ケタケタ
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