今回はベースのボディの中央にアンティークガラスを埋め込みます。
↓前回作業

【5弦ベース製作】配線穴、弦アース穴あけ:ギタークラフト学校日誌(290)前回はブッシュ穴とネックジョイントのビス穴あけをしました。
今回はピックアップの配線穴と弦アース用の穴あけをします。
↓前回作業...
ベースのボディの中央にザグリをあけ、そこにアンティークガラスを埋め込みます。
アンティークガラスは左右2枚を貼り合わせるのですが、境目が真っ直ぐではないので、バインディング材を貼り付けて境目が綺麗に見えるようにします。
カスタムセル用の薄いバインディング材を木工用瞬間接着剤で接着。
ホイールナットの合わせてアンティークガラスの形を整えています。
アンティークガラスの上にレジンを流し込みます。
ピックアップザグリやネックポケットにレジンが流れ込まないように、プラバン(プラスチック板)で土手を作ります。

ボディトップ面はマスキングテープを立てて貼って土手を作ります。
土手の中にレジンを流し込みました。
使ったのは2液性のレジン液。
気泡が残りにくいレジンですが、念の為にドライヤーで気泡を飛ばしておきます。
あれから3日置きました。
まだ完全にはカチカチに固まっていないですが、はみ出た部分を仕上げノミで削っていきます。
ボディトップにレジンが付かないようにマスキングテープを貼った部分はカッターナイフで切れ込みを入れて剥がします。

レジンが完全に固まっていないのでところどころ柔らかいところがあり、削りにくかったですが、綺麗に切り取れました。

ボディトップからレジンが盛り上がった部分はサンドペーパーで削ります。
この後ベルトサンダーで削ったのですが写真がありません。
流れとしては、
ベルトサンダーでざっくり表面を削る
↓
#150のサンドペーパーで平らにする
という感じです。
レジンの表面の傷はボディの生地調整のときに取ります。