今日はヘッドバインディングをします。
ヘッドバインディングも色々ありますが、今回はアイボリーのバインディング+カスタムセル3層(黒・白・黒)を使います。
↓前回作業
【5作目】コントロールザグリ、スイッチザグリ、ジャック穴:ギタークラフト学校日誌(243)前回はボディにバインディングを貼りました。
今回はコントロールザグリ、スイッチザグリを掘って、ジャック穴を開ける作業です。
↓前...
バインディングの溝を掘る前に、ヘッドとネックの間を加工しておきます。
ヘッドバインディングからネックバインディングに自然につなげるために、指板の厚み手前まで削っておきます。
指板の厚みとぴったりではなく、ネックが指板からわずかに出るくらい(0.1〜2mmくらい)の厚みにします。
本番の前に試し掘りをします。
外セルの厚みは1.5mm、カスタムセルの厚みは1枚0.5mm × 3層です。
なのでまずはカスタムセル用に3.0mmの奥行きで掘れるようにセッティングします。
バインディングはヘッドトップ面から3.5mmの位置、カスタムセルの厚みは2mmで掘る溝の深さは1.5mmの位置に罫書きをします。
トリマーで溝を掘っていきます。
カスタムセルの溝から掘っていくのですが、バインディングを指板の下に少し潜り込む位置から貼りたいので、0フレットを少し超えるくらいから掘り進めています。
ヘッドの先端は直角でトリマーではなぞれないので、あとでノミで形をつくります。
指板を置くと、こんな感じでバインディング溝が指板下まできています。
これはひとつのやり方なので全てのヘッドバインディングがこの形というわけではないですが、今回はこの形でバインディングを接着します。
トリマーで掘りきれなかった角の部分はノミやヤスリで形を作ります。
↓この作業の続き
【5作目】ヘッドバインディングを貼る(外セル+カスタムセル):ギタークラフト学校日誌(245)前回にヘッドバインディングの溝を掘ったので、今回はバインディング(外セル+カスタムセル3層)を貼っていきます。
カスタムセルは外側から...