ギタークラフト

【4作目】ヘッド外周整形、ヘッドの落とし込み加工、ヘッド厚調整:ギタークラフト学校日誌(189)

ハンディルーターでギターヘッド厚を加工し終えたところ

今日はヘッド外周の調整とヘッド厚の調整をします。

↓前回作業

https://guitar-concierge.com/guitar-craft/diary-188/

エコノミーサンダーでヘッドに罫書きした仕上げ線まで削ります。
エコノミーサンダーでギターヘッドの形を整形

エコノミーサンダーのベルトが回っている方向に注意しながら削っていきます。
エコノミーサンダーでギターヘッドのペグ側の外周を整形しているところ

仕上げ線から0.1〜0.2mmくらい外側まで削りました。
エコノミーサンダーでギターヘッドのペグ側の外周を整形を終えたところ

曲線部分はエコノミーサンダーの半円部分で削ります。
エコノミーサンダーでギターヘッド外周の曲線を整形

凸凹にならないように注意しつつ、曲線に沿って形を整えます。
エコノミーサンダーでギターヘッド外周の曲線を整形しているところ

ヘッド外周の加工ができました。
エコノミーサンダーでギターヘッド外周の曲線を整形し終えたところ

#150のサンドペーパーで外周を仕上げます。
#150のサンドペーパーでギターヘッドの外周を仕上げているところ

平行になっているかスコヤで確認しながら磨いていきます。
ギターヘッドの外周が平行になっているかスコヤで確認しているところ

#150での磨きが終わったので、次はヘッド厚を調整します。
今回は一部に落とし込みを入れたいので、先にそれをやります。
落とし込み用の治具を作成。
ギターヘッドの落とし込み用の治具

治具をくり抜きしたいので、ボール盤で穴を開け、ミシンノコの刃を通します。
ギターヘッドの落とし込み用の治具にミシンノコの糸のこを通したところ

ざっくりくり抜き。
ギターヘッドの落とし込み用の治具をミシンノコで粗加工したところ

トリマーで落とし込みをするので、仕上がりから2mm外側のラインまで治具の穴を広げます。
ギターヘッドの落とし込み用の治具を整形しているところ

ではトリマーで掘る深さを設定します。
現状のヘッド厚をノギスで測ったところ、20.5mmありました。
ギターヘッドの厚みをノギスで確認

全体のヘッド厚は14mmで、今回の落とし込みは14mmから2mmほど段差を付けたいと思います。
なので、落とし込み部分の仕上がりの厚みは12mmになります。
現状のヘッド厚が20.5mmあるので、20.5mm-12mm=8.5mmが落とし込み部分の掘る深さになります。
落とし込み部分は後で手作業で加工するのは難しいので、できるだけ12mmに近いところまで掘ります。
ギターヘッドの落とし込み加工の準備

トリマーで落とし込み。
トリマーでギターヘッドの落とし込み部分をを加工

トリマーでギターヘッドの落とし込み部分をを加工

厚み12.1mmまで落とし込みをしました。0.1mmは誤差なのでOK。
トリマーでギターヘッドの落とし込み部分をを加工し終えたところ

次は全体のヘッド厚の落とし込みをします。
今度はハンディルーターを使います。
ハンディルーターでギターヘッド厚を加工する準備

今回は段差付きヘッドなので、ネックからヘッドにかけての傾斜を作る必要があります。
なので、ここで削るのは6弦ペグの少し下側あたりまでです。
ハンディルーターでギターヘッド厚を加工する準備

仕上がりのヘッド厚は14mmですが、ペーパーでの整形を見越して0.5mm高くします。
なので、ルーターでの仕上がりが14.5mmになるように設定します。
「現状のヘッド厚20.5mm」-「目標の仕上がり14.5mm」=「ルーターで削る深さ6.5mm」
ということで、ルーターのメモリを6.5mm浮かせます。
ハンディルーターでギターヘッド厚を加工する準備

1mmずつルーターを下げて掘っていきます。
ハンディルーターでギターヘッド厚を加工中

注意点として、ヘッドと治具との間に隙間があると、その部分だけ少し深く掘れてしまいます。
なので、その差分も考慮して掘り進めていきます。
ハンディルーターでギターヘッド厚を加工中

きれいに落とし込みできました。
ハンディルーターでギターヘッド厚を加工し終えたところ

ノギスでヘッド厚を確認。
6弦ベグ側はジャスト14.5mm。
ノギスでギターヘッドの厚みを確認しているところ

1弦ペグ側は浮き気味だったので、14.2mmと少し深く掘れています。
ただ、14mmを下回らなければ問題ないので、6弦ペグ側が14.5mmになることを優先しました。
ノギスでギターヘッドの厚みを確認しているところ

今週はここまで。
週明けはヘッド整形の続きと指板の整形をします。

ABOUT ME
稲垣 健太(ケンタトニック)
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

音楽関係の仕事の経験、ギター製作の経験、音楽教室に通った実体験をもとに、音楽に役立つ情報を発信。

■音楽歴
中学2年生の時にギターを始める
高校1年生の時にドラムを始める
大学で軽音楽部に所属し、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを演奏
39歳からボイトレに通い始める
42歳でギタークラフトを始める
└2023年4月にギタークラフトの専門学校・ESPギタークラフトアカデミー大阪校(GCA)に入学
└ギター製作やリペアの専門技術・専門知識を習得中
└ギター製作の経験をほぼ毎日日記で更新
ギタークラフト製作日記

■音楽関連の仕事歴
[2006〜2009年]
大手CD・レコード販売店でロック、ジャズの仕入・販売を担当。
[2011年〜]
フリーランスのWebライター・Webディレクターとして開業。
大手音楽教室からの委託でボイトレサイトの運営、ボイトレ記事の執筆・編集に携わる。

■音楽教室の通い歴
[1995〜2000年まで]
某大手ギター教室に通う
[1997〜2002年まで]
某大手ドラム教室に通う
[2020年〜現在]
某大手音楽教室のボイトレ・話し方コースに通い中
ESPギタークラフトアカデミーにて月3回プロギタリストによる演奏授業を受講

■愛機
Stilblu #036 / #039 /#099
g'7 special(g7-TLT Type 2S)
Nashguitars S-57
Tom Anderson(Drop Top Classic -Deep Tobacco Fade)
TMG Gatton Thinline
Fender Custom Shop 1956 Stratocaster NOS
Gibson USA Exclusive Model / Les Paul Standard 60s Honey Lemon Burst

所有ギター一覧

■製作したギター
ギタークラフトアカデミー第1作目:
ポリゴンライン
ギタークラフトアカデミー第2作目:
Stand-Alone
ギタークラフトアカデミー第3作目:
Thin-Marauder


■好きなバンド
U2、Sigur Ros、THE 1975、Mr.Children、the band apart、くるり、SIAM SHADE、VAN HALEN

■ブログ
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