今日はネック材の加工の続きです。
↓前回作業
【4作目】ネック材に罫書き、粗加工:ギタークラフト学校日誌(184)製図できたので、ネック材の加工に入ります。
今回ネック材に使用するのはメイプル材。
学校にストックしているメイプル材はそれぞれ木...
ネック材の外形の粗加工ができたので、次はグリップ面の平面出しをします。
次の工程でプレーナーでネック材の厚みを削るのですが、削る側の反対側(今回はグリップ面)を平面にしておかないと、プレーナーで削るときにガタガタになってしまうので、しっかり平面にしておきます。
あと、削った面を光に当て、均等に当たっているかもチェックします。
エコノミーサンダーでネック材などの長めの木材を削る際、均等に当てないとベルトに当たる箇所が偏ってしまいます。
均等に当たっていれば写真のように境目がない状態になりますが、不均等だと境目が見えるので、それを均等になるように調整します。
このあと、プレーナーで20.5mm厚まで削りました(指板面を削った)。
仕上がりは20mm厚なので、0.5mm残しで。
(学校では生徒はプレーナーを使えないので、先生にやってもらいました)
指板面の罫書きがプレーナーで削った際に消えたので、あらかじめ断面と側面に書いておいたセンターラインと0Fの位置をもとに再度罫書きをします。
ヘッドのペグ穴もついでに罫書き。
ペグ穴は製図から写すのではなく、スケールで測って実物のネック材に合わせて罫書きします。
今日はここまで。
明日はトラスロッド加工をします。