今日はペグとT.O.Mの取り付けをし、ナット調整をします。
ペグはクルーソンタイプです。
ブッシュは先生が取り付けてくれました(時間が迫っているので)
ブッシュの取り付け方は片連のときと同じで、ブッシュが3分の2くらい埋まるまでリーマーで穴を拡大→玄能で叩いてブッシュを埋め込む、という
流れです。
クランプで挟んで締め付けて埋める方法もあるようです。
ペグの位置決めをします。
両連ペグの場合、左右を同じ高さにしたいので、スケールを当てて左右の高さを揃えます。
この状態で千枚通しでビス穴の目打ちをします。
ハンドドリルでビス穴を開けます。
ビットはΦ2、深さは8mm。
ペグ取り付け完了。
うーん、ペグ穴の位置が悪かったのか、3弦ペグの位置が歪んでる!
ナンテコッタ。修復しようがないので仕方ない。
次はチュー・オー・マチックのスタッドを埋め込む穴を開けます。
穴の位置を罫書きし、千枚通しで目打ちします。
ボール盤でスタッドの穴を開けます。
ビスの先端が目打ち穴に隠れる位置を0地点とします。
名前のわかんないこいつで面取り。
そこそこ広めに面取りします。
スタッドを埋め込む準備として、各スタッドに取り付けるナットを2枚取り付けます。
下側のナットをラジオペンチで固定し、上側のナットをマルチスパナで回して締め付けます。
最初で手で軽く回して埋め込んでいきます。
斜めになりやすいので、真っ直ぐに埋まっていっているか要確認。
マルチスパナでナットを回して埋め込んでいきます。
このためにナットを2枚重ねたんですね。
次はナット調整です。
まずはナットの形を罫書き。
ナットの罫書きの仕方は2作目の日記に書いています。
罫書きができたら、高さを調整します。
ナットのサイドとヘッド側に塗装が乗っているので、剥がさないように先に角を削ってから上面を削ります。
時間が迫っているので、先生にエコノミーサンダーでババっと削ってもらいました。
#320のペーパーで表面の粗い傷を軽く整えます。
ナット幅の罫書きをします。
6弦側から4mm、1弦側から3mm取り、残りの幅を5で均等に割った位置に罫書きします。
スコヤを0フレットに当てて真っ直ぐに罫書きします。
溝の位置が決まったらガシガシ削っていきます。
まだ弦を張ってないので、刃の先端を錆びさせたカッターの刃を使って高さを確認します。
1フレット上でハガキ1枚分くらいの隙間になるのが理想ですが、まだ弦を張ってないので少し高めで止めておきます。
ナット溝がでけた。
特にやり直しもなく、結構スムーズにできました。
今日はここまで。
作業できるのは明日と明後日の2日間だけなので、ギリギリ、、、