今日はヘッドの整形をしていきます。
バンドソーで加工線まで切ったのち、エコノミーサンダーで実線の近くまで削っていきます。
この角度からノミを入れてもうまく削れないので、削るのではなく、斜めにスライドさせながら切るように刃を入れます。
先生に貸してもらった4.5mmのミニスコヤ。
これいい。早速Amazonでポチった。
2段階の角度がついたベベルカット。
写真で見て左側は先生にお手本として削ってもらったので、それに合わせて右側を削ります。
次はネック側を調整します。
まずはボリュートの形を罫書きし、エコノミーサンダーで荒加工。
ジョイント部分の罫書きもします。
ここで注意したいのは、今回はセットネック+チューンオートマチックで仕込み角がある点です。
下記はネックとボディを結合する支点となる部分で、今回は16フレットからジョイントさせます。
予め製図で書いておいた仕込み角(今回は2度)のラインで罫書きをします。
なので、プロトラクターを92度に合わせ、それをネックのトップにあて、92度の角度がついて直線を引きます。
ネックのトップに対して直角に線を引くのではなく、2度傾斜した角度で罫書きするのがポイントです。
これを間違えると仕込み角が足らなくなってしまい、弦高が高すぎる弾きにくいギターになってしまいます、、、
今日はここまで。
明日はボリュートとネックグリップの加工をします。