今日はフレットすり合わせの続きからやっていきます。
#800のサンドペーパーでの磨きの続きからです。
#800のペーパーで磨き終わった状態です。
まだ少し傷が粗めです。
#1000のペーパーで磨き終わった状態です。
かなり傷が細かくなってきました。
#1200のペーパーで磨き終わった状態です。
ペーパーでの磨きはここまで。
すり合わせができたので、最後にコンパウンドで磨いて鏡面仕上げにします。
ウエスに少量のコンパウンドを付けて磨き、ウエスのきれいな部分で拭き取ればピカピカになります。
ハイポジ側からコンパウンドで磨いていっています。
磨いた部分が明らかにピカピカになってますね。
ウエスにコンパウンドを付けて磨くだけの簡単なお仕事。
くすんだ色がピカピカになっていくのが気持ちいい。
フレットすり合わせが終わったのでマスキングを剥がします。
指板サイドに塗装が乗っているので、片側から剥がすと塗装まで剥がれる恐れがあります。
マスキングを両側からめくり、中心に向かって剥がしていきます。
細かいけど大事なところ。
次はペグの取り付けです。
リバースヘッドなので、左用のペグ(クルーソンペグ)を使います。
このままではブッシュが入らないので、リーマーでペグ穴を少し拡大します。
今回はマッチングヘッドで塗装が乗っているので、塗装が剥がれないように優しくリーマーを回して削っていきます。
ブッシュが3分の2くらい埋まったところでリーマーでの削りをストップします。
このあと、玄能でブッシュを叩いてしっかり埋めていくので、完全には埋めなくてOKです。
これから玄能で叩いてブッシュを埋め込むので当て木を敷きたいのですが、今回はゴムパッドを当て木の代わりにします。
ゴムパッドの曲線が叩くときの角度調整にちょうどいい。
小さい長方形の当て木をし、上から玄能で叩いてブッシュを埋め込みます。
ブッシュを真っ直ぐ埋め込まないといけないのですが、角度付きヘッドなので垂直に叩いていくのが意外と難しい。
真っ直ぐに打ち込んだつもりでも斜めに埋まってしまったので、微調整をしてヘッド上面に対して平行に埋め込みました。
今日はここまで。
来週はペグの取り付けの続きと、ナット調整、配線を進めます。