ギタークラフト

南京鉋と小刀でR加工:ギタークラフト学校日誌(12)

今日は講義はなし、実習をがっつり3時間やりました。ノミの砥ぎをした後、ボディのR加工をしました。

まずはボディバックのカッタウェイ部分をR加工。ここは鉋は使えないので、小刀でシュッシュと削っていきます。R加工なので、削り跡が平面にならないよう、できるだけ丸く加工するのがポイント。ネックセットパネル周辺はR加工しないので、中心に向かってフェイドアウトしていく形で削っていっています。

次はウエストカット周辺のR加工。南京鉋を使って削っていきます。2重に罫書きをしていて、内側の罫書きは平面に削ってもOKです。南京鉋は使いやすくて、削ると気持ちいい。

内側の罫書きに沿って削ったら、外側の罫書きに向かって丸みを帯びるように削っていきます。鉋で削りにくい部分は小刀でシュッシュと。これは先生の手を借りずにできました。

今度はトップ面のR加工をしていきます。同じように、「内側の罫書きを削る」→「外側の罫書きに向かって丸みを帯びるように削る」という作業をします。

今日はここまで。R加工は削りすぎると取り返しがつかないので慎重に。ホーンの部分が一番むずかしいので、明日、慎重に作業します。

ABOUT ME
稲垣 健太(ケンタトニック)
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

音楽関係の仕事の経験、ギター製作の経験、音楽教室に通った実体験をもとに、音楽に役立つ情報を発信。

■音楽歴
中学2年生の時にギターを始める
高校1年生の時にドラムを始める
関西外国語大学外国語で軽音楽部に所属し、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを演奏
39歳からボイトレに通い始める
42歳でギタークラフトを始める
└2023年4月にギタークラフトの専門学校・ESPギタークラフトアカデミー大阪校(GCA)に入学
└ギター製作やリペアの専門技術・専門知識を習得中
└ギター製作の経験をほぼ毎日日記で更新
ギタークラフト製作日記

■音楽関連の仕事歴
[2006〜2009年]
大手CD・レコード販売店でロック、ジャズの仕入・販売を担当。
[2011年〜]
フリーランスのWebライター・Webディレクターとして開業。
大手音楽教室からの委託でボイトレサイトの運営、ボイトレ記事の執筆・編集に携わる。

■音楽教室の通い歴
[1995〜2000年まで]
某大手ギター教室に通う
[1997〜2002年まで]
某大手ドラム教室に通う
[2020年〜現在]
某大手音楽教室のボイトレ・話し方コースに通い中
ESPギタークラフトアカデミーにて月3回プロギタリストによる演奏授業を受講

■愛機
Stilblu #036 / #039 /#099
g'7 special(g7-TLT Type 2S)
Nashguitars S-57
Tom Anderson(Drop Top Classic -Deep Tobacco Fade)
TMG Gatton Thinline
Fender Custom Shop 1956 Stratocaster NOS
Gibson USA Exclusive Model / Les Paul Standard 60s Honey Lemon Burst

所有ギター一覧

■製作したギター
ギタークラフトアカデミー第1作目:
ポリゴンライン
ギタークラフトアカデミー第2作目:
Stand-Alone
ギタークラフトアカデミー第3作目:
Thin-Marauder


■好きなバンド
U2、Sigur Ros、THE 1975、Mr.Children、the band apart、くるり、SIAM SHADE、VAN HALEN

■ブログ
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