今回はエフェクター製作実習の続きです。
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生基板にプリントパターン図を写し終えたので、エッチングします。
エッチングは金属を溶解させる加工方法で、今回は油性マジックで書いた部分以外の金属を溶解させることで基板に必要なパターンを残します。
こちらがエッチング後の基板です。
まだマジックを洗い落としていないのでわかりにくいですが、不要な部分の金属が溶解してなくなっています。
油性マジックはスチールウールたわしで水洗いしながら落とします。
ここからは配線と電子パーツの取り付けをしていきます。
フットスイッチ、INとOUTのジャック、DCジャックをつなげたところです。
次は電子パーツの取り付けです。
抵抗×8本、コンデンサ×3本、電解コンデンサ×2本、小信号用ダイオード×2本。
ほとんどのコンデンサは無極性ですが、電解コンデンサ(黒い円柱状のパーツ)のみ極性があり、ラインが入っているほうがマイナス側です。
LED×3本(ピンクのパーツ)
LEDは電気を一方向にしか流さないパーツで、脚が長いほうがアノード(A)、短いほうがカソード(K)です。
電気はアノードからカソードに向かって流れます。
LEDはエフェクターのインジケーターのほか、音の波形を変えて歪みをつくるダイオード・クリッパーとしても使用します。
今回は上部の飛び出ているLEDがオン・オフのインジケーター用で、それ以外の2つがダイオード・クリッパーです。
パーツの脚を切ってないのでわけわからんけど、ひたすらハンダ付け。
パーツの脚を切ったらスッキリ。
全部が通電しているかは別として、取りあえず電子パーツは取り付けできました。
今日はここまで。
次回の授業で取り付けを終わらせて、ちゃんと音が出るところまでいきたい。
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