ギター用語

フットスイッチ・ハット − エフェクターのスイッチを踏みやすくするアイテム

フットスイッチハット

フットスイッチ・ハットとは

フットスイッチ・ハットは、エフェクターなど足で踏むスイッチ部分に取り付けるアイテム。手軽に取り付けることができ、踏みやすくなるなどの効果が期待できる。「フットスイッチ・ハット」以外にも「フットスイッチ・キャップ」や、海外では「フットスイッチ・トッパー(footswitch topper)」等と呼ばれている。

最もメジャーなのがMooer(ムーアー)のフットスイッチ・ハット。プラスチック製のシンプルな形状で、取り付けも取り外しも簡単。100円前後で販売されており、カラーバリエーションも豊富。

フットスイッチハット

豊富なカラーバリエーション。
フットスイッチハット

MOOER公式の紹介動画

MOOERのマッシュルーム型スイッチ・ハット。社名とかけた「Mooer Shroom」と呼ばれることも。

フットスイッチハット

こちらはHATA社のジュラルミン製フットスイッチ・キャップ。六角レンチを使って取り付けるタイプ。

HATA ( ハタ ) / A2017ジュラルミン製 フットスイッチ・キャップ
HATA ( ハタ ) / A2017ジュラルミン製 フットスイッチ・キャップ
HATA ( ハタ ) / A2017ジュラルミン製 フットスイッチ・キャップ

フットスイッチ・ハットのメリット・デメリット

  • 踏みやすくなる
  • 視認性アップ
  • 合わない機種には注意

踏みやすくなる

ライブ等の際にエフェクターを踏み外してしまう、多くのプレーヤーが経験したであろうそんな失敗も、スイッチの表面積が大きくなるので防ぐことができる。

また、裸足や靴下で踏むと痛い場合もあるが、ハットを装着すればその点も気にならなくなる。

視認性アップ

エフェクターのデザインや色によっては、暗いステージ上でスイッチの正確な位置が見えにくい場合もある。カラフルなハットを装着することで、視認性を高め踏み外しを防ぐことができる。

合わない機種には注意

MOOERのフットスイッチ・ハットは一般的なほとんどのエフェクターに装着可能だが、スイッチの形状が異なる機種だと装着できない場合があるので注意。例えばTECH21のSANS AMP等はスイッチが少し大きいため、ハットを装着することができない。

ABOUT ME
稲垣 健太(ケンタトニック)
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

音楽関係の仕事の経験、ギター製作の経験、音楽教室に通った実体験をもとに、音楽に役立つ情報を発信。

■音楽歴
中学2年生の時にギターを始める
高校1年生の時にドラムを始める
関西外国語大学外国語で軽音楽部に所属し、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを演奏
39歳からボイトレに通い始める
42歳でギタークラフトを始める
└2023年4月にギタークラフトの専門学校・ESPギタークラフトアカデミー大阪校(GCA)に入学
└ギター製作やリペアの専門技術・専門知識を習得中
└ギター製作の経験をほぼ毎日日記で更新
ギタークラフト製作日記

■音楽関連の仕事歴
[2006〜2009年]
大手CD・レコード販売店でロック、ジャズの仕入・販売を担当。
[2011年〜]
フリーランスのWebライター・Webディレクターとして開業。
大手音楽教室からの委託でボイトレサイトの運営、ボイトレ記事の執筆・編集に携わる。

■音楽教室の通い歴
[1995〜2000年まで]
某大手ギター教室に通う
[1997〜2002年まで]
某大手ドラム教室に通う
[2020年〜現在]
某大手音楽教室のボイトレ・話し方コースに通い中
ESPギタークラフトアカデミーにて月3回プロギタリストによる演奏授業を受講

■愛機
Stilblu #036 / #039 /#099
g'7 special(g7-TLT Type 2S)
Nashguitars S-57
Tom Anderson(Drop Top Classic -Deep Tobacco Fade)
TMG Gatton Thinline
Fender Custom Shop 1956 Stratocaster NOS
Gibson USA Exclusive Model / Les Paul Standard 60s Honey Lemon Burst

所有ギター一覧

■製作したギター
ギタークラフトアカデミー第1作目:
ポリゴンライン
ギタークラフトアカデミー第2作目:
Stand-Alone
ギタークラフトアカデミー第3作目:
Thin-Marauder


■好きなバンド
U2、Sigur Ros、THE 1975、Mr.Children、the band apart、くるり、SIAM SHADE、VAN HALEN

■ブログ
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