ギタークラフト

【8作目:7弦ギター】マルチスケールの指板幅調整、指板裏の平面出し:ギタークラフト学校日誌(357)

7弦ギター用のマルチスケール指板の指板幅をマスキングテープで罫書き

前回はマルチスケール指板のフレット溝切りをしました。
今回は指板幅の調整をします。

↓前回作業

7弦ギター用のマルチスケール指板の溝をノコギリで切っているところ
【8作目:7弦ギター】マルチスケール指板のフレット溝切り:ギタークラフト学校日誌(356)前回は指板Rをつける加工をしました。 今回はフレット溝切りをします。 ↓前回作業 https://guitar-conci...

目標値よりも指板幅が広い状態でフレット溝を切ったので、指板幅が広いです。
ジリコテ材はシャーペンでの罫書きが見えにくいので、マスキングテープを貼って削るラインの目印にします。
7弦ギター用のマルチスケール指板の指板幅をマスキングテープで罫書き

幅に余裕があるのでバンドソーで切ってしまいます。
7弦ギター用のマルチスケール指板をバンドソーで加工

7弦ギター用のマルチスケール指板をバンドソーで加工

豆平鉋で目標値の0.5mmほど手前まで削ります。
7弦ギター用のマルチスケール指板を豆平鉋で加工

スケールで平面になっているか確認。
豆平鉋だけで完全に平面にするのは難しいですし、このあとエコノミーサンダーで削るのでだいたい平面であればOKです。
7弦ギター用のマルチスケール指板の側面の平面をスケールで確認

マスキングテープを剥がし、シャーペンで指板幅のラインを罫書きしました。
青のシャーペンだとジリコテのような色の濃い材でも罫書きが見やすいですね。
7弦ギター用のマルチスケール指板の幅をエコノミーサンダーで加工

ノギスでセンターラインからの左右の幅を測りながら削っていきます。
マルチスケールで0フレットが傾いているので、センターラインから平行に線を引いて左右の幅を測ります。
7弦ギター用のマルチスケール指板の指板幅をノギスで測定

指板エンドも同じように測ります。
最終フレットの24フレットの幅を基準にします。
7弦ギター用のマルチスケール指板の指板幅をノギスで測定

指板サイドにスケールをあてて平面になっているか確認。
7弦ギター用のマルチスケール指板のサイドが平面になっているかスケールで確認

プロトラクターで0フレットの角度を測ります。
93度です。
7弦ギター用のマルチスケール指板の角度をプロトラクターで測定

指板エンドの角度は101.5度。
7弦ギター用のマルチスケール指板の角度をプロトラクターで測定

指板幅の加工ができたので、エコノミーサンダーで指板裏の平面出しをします。
当て木に指板を貼って加工をするので、指板裏に両面テープを貼ります。
両面テープを広い範囲で貼ると、粘着の強度が高すぎて剥がす時に指板が折れる危険があるので、指板の両端に数カ所貼る程度にしておきます。
7弦ギター用のマルチスケール指板裏に両面テープを貼った状態

エコノミーサンダーで削る前に指板の厚みを測っておきます。
一番厚みがある中央部で7mmです。
厚みは6mmが目標値なのでまだ削る余裕があります。
7弦ギター用のマルチスケール指板の厚みをノギスで測定

どこが削れているのか目視しやすくするために、シャーペンで適当に斜線を入れておきます。
7弦ギター用のマルチスケール指板の指板裏をエコノミーサンダーで加工

スケールをあてて平面になっているか確認。
7弦ギター用のマルチスケール指板の指板裏が平面になっているかスケールで確認

厚みは中央部で6mmになりました。目標値ぴったりです。
7弦ギター用のマルチスケール指板の厚みをノギスで測定

ABOUT ME
監修・執筆:ケンタトニック(稲垣健太)
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者
株式会社ケタケタの代表取締役

音楽関係の仕事の経験、ギター製作の経験、音楽教室に通った実体験をもとに、音楽に役立つ情報を発信。

■音楽歴
中学2年生の時にギターを始める
高校1年生の時にドラムを始める
関西外国語大学外国語で軽音楽部に所属し、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを演奏
39歳からボイトレに通い始める
42歳でギタークラフトを始める
└2023年4月にギタークラフトの専門学校・ESPギタークラフトアカデミー大阪校(GCA大阪)に入学し、ギター製作やリペアの専門技術・専門知識を学ぶ
2026年3月 ESP GCA大阪校 マスタークラス課程を修了・卒業
ギタークラフト製作日記
YouTubeでも投稿中

■音楽関連の仕事歴
[2006〜2009年]
大手CD・レコード販売店でロック、ジャズの仕入・販売を担当。
[2011年〜]
フリーランスのWebライター・Webディレクターとして開業。
大手音楽教室からの委託でボイトレサイトの運営、ボイトレ記事の執筆・編集に携わる。
[2026年4月〜]ESP GCA大阪校のアシスタント講師として勤務
ギター製作の基礎から高度なリペア技術までを直接指導
ギタークラフトの知見を活かし、単なるユーザー目線ではない、技術者目線での教室選びを提案しています。


■音楽教室の通い歴
[1995〜2000年まで]
某大手ギター教室に通う
[1997〜2002年まで]
某大手ドラム教室に通う
[2020年〜現在]
某大手音楽教室のボイトレ・話し方コースに通い中


■愛器
Stilblu #036 / #039 /#099
g'7 special(g7-TLT Type 2S)
J.W.BLACK Guitars JWB JP-T THINLINE
Tom Anderson(Drop Top Classic -Deep Tobacco Fade)
TMG Gatton Thinline
Fender Custom Shop 1956 Stratocaster NOS
Gibson USA Exclusive Model / Les Paul Standard 60s Honey Lemon Burst
Rittenhouse Guitars J-Master Sharwood Green Metallic
K.nyui Custom Guitar KNTE Mercedes Blue Metalic
Taylor 614ce-N(ナイロン弦バージョン)
CAT'S EYES CE-1200CF
所有ギター一覧

■製作したギター
ギタークラフトアカデミー第1作目:
ポリゴンライン
ギタークラフトアカデミー第2作目:
Stand-Alone
ギタークラフトアカデミー第3作目:
Thin-Marauder
ギタークラフトアカデミー第4作目:
Focus Point
ギタークラフトアカデミー第5作目:
Uroboros LP ギタークラフトアカデミー第6作目:
PB-5S

■好きなバンド
U2、Sigur Ros、THE 1975、Mr.Children、the band apart、くるり、SIAM SHADE、VAN HALEN

■ブログ
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ケンタトニック(ギタコンnote)

■著書
基本だけで終わりたくない人のギターコードブック: 4つのコードで対応力をつける

■ギタコン運営会社
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