前回はトラスロッド溝を掘りました。
今回はトラスロッドの埋め込みをします。
↓前回作業
トラスロッド溝掘り治具を取り外す前に、埋め木を溝の中に置いて曲線を罫書きしておきます。
埋め木はトラスロッドの上から蓋をする役目をするものです。
トラスロッド溝は7フレットを最深部として左右に曲線状になっているため、埋め木を溝の曲線に合わせて加工することでロッドとの隙間をなくします。

エンド側の溝はトリマーで掘ったので角が丸くなっています。
これだとトラスロッドを締め込んだ時にエンド側が密着せず効きが悪くなるので、角をノミで削って直角にします。

アジャスト側もワッシャーを設置するのに角が丸だと密着できないため、同じくノミで削って直角にします。

アジャスト側はトラスロッドが長過ぎるので、必要な長さを残して切ってしまいます。
トラスロッドには六角レンチで回すためのアジャストナットを設置します。
このアジャストナットをトラスロッドに固定するためには、ワッシャーから5mmほどの長さが必要です。
切断する位置にマスキングテープを貼ります。

溝に置いて確認します。
トラスロッドの長さ調整はこれでOKです。

次はトラスロッドにアジャストナットを取り付けるためのネジ山を作ります。
その前に、ボルトクリッパーで切断した切り口をグライダーで削って整えます。

切り口を整えつつ、この後のダイスでのネジ切りの加工がしやすいように、切り口の周りを45度くらいの角度をつけておきます。

トラスロッドを机のクランプに固定しやすくするために、ロッドのエンド側を専用の当て木にはめ込みます。

今はめ込んだ当て木を机の脚に沿わせてFクランプで固定します。

ダイスを切り口側にセットしてネジ切りをします。
スムーズに回るようにクレ5-56を噴きつけてから回します。
ネジ切りをすると鉄くずがネジ山に挟まって詰まってしまうため、「1回転したら半分くらい逆回転させる」という回し方を繰り返して切っていきます。

トラストロッドを締める方向に回すためにはネジ山に余裕が必要ですので、長めにネジ切りをしました。














