ナット溝ができたので、ナットの外形を整えます。
ヘッド側に傾斜をつけます。
ナット上面は3分の2くらい残し、あとは傾斜にします。
サイドは下から上に回転させるようにヤスリを動かすとうまく削れます。
ヤスリを横方向に動かしてゴシゴシするとヘッドを傷つけてしまうので、必ず下から上に動かします。
ヤスリでの整形ができたら、ペーパーで傷を取りつつ形を最終調整します。
ペーパーは#320→#600→#800→#1000→#1200まで使います。
1弦と2弦の間にある線は、牛骨の中身がスカスカになっている部分で、傷ではないです。
これはペーパーで削っても取れないので、そのままにします。
#1200のペーパーで磨き終えたら、コンパウンドを塗って仕上げます。
次はピックアップの取り付けです。
とその前に、配線ザグリの位置をミスってしまい、このままではリアピックアップの右上のビスが挿せません、、、
先生に補修をしてもらいました。
完全にわしの設計ミス、、、
ではリアピックアップを取り付けます。
ビスはΦ2.3なので、Φ2.0のビットで穴を開けます。
ピックガードマウントのフロントピックアップは、ビックガードの裏側から目打ちして、裏側から穴を開けます。
一部、深く皿切りしすぎてビスが沈んでしまっている箇所があります。
ビスの頭が半分くらい出るのが理想です。
3プライのうち、3層目まで皿切りしちゃうと深すぎます。
3層目が少し見えるくらいなら深すぎないのでOKです。
削りすぎた1層目の幅の補填はできませんが、沈みすぎないように高さは調整できました。
作業できるのは明日で最後。
なんとしても明日で完成させねばならねば。