今日はペグの取り付けからやっていきます。
片連クルーソンペグ。
ペグはボディ側に寄せて配置します。
スケールを当てて平行にし、ビスを打つ位置に目打ちをします。
次はブリッジを取り付けるので、センター出しをします。
1フレットと最終フレットのセンターを出し、ボディまで延長して全体のセンターラインを出し、スケールエンドも出します。
トレモロブリッジは、スケールエンドから7〜9mmヘッド側に寄せて設置します。
推奨は8mmですが、それだとトレモロザグリが見えてしまうので、今回は9mmに設定しました。
ブリッジ前方ラインが決まったので、トレモロブリッジをザグリにはめ込み、ビス穴を開ける位置を決めます。
ブリッジをはめたままで一気に6箇所の目打ちをするのではなく、以下の手順を目打ちをします。
1:1弦と6弦の目打ちをする
2:ブリッジを外し、1弦と6弦の目打ちのラインを一直線に結ぶ
3:ブリッジを戻し、一直線のライン上で2〜4弦の目打ちをする
写真を撮れなかったですが、ボール盤で穴を開けました。
ビットはΦ2.5、深さは23mmで掘りました。
ビス穴をプラスドライバーで面取りします。
面取りをしておかないとビスを回したときに塗装が剥がれる可能性があります。
次はナット調整をします。
ナットの間隔はまず、6弦側を4mm、1弦側を3mmで取ります。
2〜5弦は、ナット幅から6弦側4mmと1弦側3mmを引いて均等にします。
X=(ナット幅ー6弦側4mmー1弦側3mm)÷5で計算します。
ナット幅が42mmだった場合は、(42mmー4mmー3mm)÷5=7mmなので、2〜5弦の間は7mmずつ取ります。
フレットを傷つけないように気をつけながら削ります。
写真ではナットファイルが真っ直ぐではないですが、真っ直ぐに真っ直ぐに削っていきます。
今日はここまで。
明日はナット調整を終わらせて、組み込みをする予定です。