HERCULESのギターメンテナンス用ベッド(型番:HA206)を購入して使ってみました。「ギターメンテナンス用ベッド」という名前のとおり、ギターの弦交換やナット交換などの作業に使うアイテムです。
ギターピロー、ネックスタンド、ネックレスなど、さまざまな呼称があるアイテムで、要はギターのメンテナンスをサポートするものです。HERCULESはギタースタンドでも定評のあるメーカーですので、ギターピローも良いだろうということで購入しました。使い方、用途、使ってみた感想(レビュー)を簡単にご紹介します。
HERCULES ギターメンテナンス用ベッド(HA206)の使い方
パッケージには「GUITAR MAINTENANCE NECK CRADLE」と書かれています。「Cradle(クレイドル)」は「ゆりかご」という意味です。
余談ですが、Fenderの「Guitar Cradle」はHERCULESのHA206と用途が異なります。Fenderのほうはギターアンプにギターを立てかける用のアイテムです。
裏面に固定するための溝が4つあります。使う溝の位置によって高さを調整します。
しっかりと溝にカチッと固定されるまで押し込みます。ちゃんと固定されていないと、ギターを置いたときに本体ごと倒れてしまうので注意してください。
あと、溝を差し込む向きも間違えないように注意してください。溝が下向きになるのが正解です。下記のように溝が上向きになっていると外れやすくなるので、溝が下向きになっているか確認しましょう。
HERCULES ギターメンテナンス用ベッド(HA206)の用途&感想(レビュー)
基本的にネックの下に置いて使います。ネックとの接地面にはスポンジが付いているので滑りにくく、浅い角度から深い角度までギターを寝かすことができます。
スポンジの部分はくの字に凹んでいますし、角度も変えられるので、ギターのネックの形状や置き方に合わせて自由に設置できます。ネックを置く部分がスポンジで柔らかいので、メンテナンス中に位置を動かしてもキズがつかないので安心です。
感想としては、
- 折りたたみなので使わないときに場所を取らない
- ネックを置く部分がスポンジでキズがつく心配がない
- HERCULESなので製品の安定性が高い
といったところです。
贅沢をいえば、高さは無段階調整できたらもっと良かったかなと思います。でも4段階で十分なので、高さ調整に特に不満はないです。
注意点として、ラッカー塗装のギターを置いて使う場合は、布などを敷いたほうが安心です。でも、短時間であればラッカー塗装が溶けることはないと思うので、自分のギターをメンテナンスするときは布は敷いていません。他人のギターをメンテナンスするときは布を敷きます。
ギターピローについて、またはそのほかのギターピローについてのはこちらの記事で紹介しています。
HERCULESのギターハンガーも設置してみました。設置方法や感想はこちらの記事に書いています。