Luminlay(ルミンレイ)とは
「Luminlay」は、蓄光材料によって暗い所でも光るポジションマーク、インレイのこと。暗いステージ等での演奏時に見えづらいポジションマークを見やすくしてくれる。シールのようなものではなく、棒状のアクリル樹脂を指板に埋め込む。
Luminlayの種類
基本的には指板のサイドに埋め込まれる。
画像が消えたのでリトライ!SAITO Guitars オプションの Luminlay サイドドット。
マクノウト の Glow in the Dark 同様に短時間の集光でバッチリ光ります!
メイプル指板用もあり♪#齋藤楽器工房 pic.twitter.com/6gcmfaDmiz— Bottom's Up Guitars(ボトムズアップギターズ)公式 -東京本店- (@BuGtrs) July 17, 2016
指板上に埋め込まれたパターン。
工房ブログ更新しました。今日は驚異的な蓄光素材Luminlayを使ったギターのカスタマイズをご紹介。是非ご覧ください!http://t.co/ApwzCcIuud pic.twitter.com/x6ZmR8si0T
— Y.O.S.ギター工房 (@YOSguitars) November 3, 2014
ポジションマークとしてだけでなく、フレットレスのライン材として使われるケースも。
今回のフレットレス加工、ライン材にはLuminlayを使いました。ちょっと高いし作業性も良く無いですが、やっぱりカッコいいですね。
フレットレス加工はやり直しが効きにくいので、せっかくフレットレス化されるのであれば、コーティングも併せてご検討頂くと良いと思います。 pic.twitter.com/INSWBPRCMp— Y.O.S.ギター工房 (@YOSguitars) April 20, 2018
エフェクターに用いて暗い足元を見やすくするという使い方も。
僕が使うペダルには早速、強力蓄光テープと暗闇で光るルミンレイを搭載して頂きました!
こういった改造は実用的でおススメです。職人さんが一個一個ハンドメイドで絶賛制作中。
今月中に紹介動画が出来上がるのでお楽しみに(B・o・H)#東京エフェクター #龍之栖 #ベース #ベーシスト pic.twitter.com/yOm4s0bWy4— BOH:6string Bass (@BassistBOH) September 2, 2019
Luminlayのカラー
Luminlayは2タイプ×2色の計4色が販売されている。ギターに馴染むカラーの「Vintage Blue」と「Vintage Green」と、輝度と残光性を優先した「Super Blue」と「Super Green」。
こちらは「Super Blue(SB)」と「Super Green(SG)」のデモ動画。
Luminlayの取り付け
Luminlayは、指板に埋め込むことによってギターやベースにインストールする。つまり、新たに取り付ける場合は、指板サイドに穴を開ける必要がある。専門の知識や工具が必要となるため、個人ではなかなか難しく、リペアショップ等に依頼するのが無難。
また、最近ではSAITO GUITARSやIbanez、ESPなど、市販の製品でも最初からLuminlayをポジションマークとして採用しているギターも販売されている。
Luminlayを取り付ける様子
Luminlayの使い方
蓄光材料が使われているので、光を当てるとチャージされ、暗闇で一定の時間光を発するようになる。時間が経つと光が弱くなっていくが、また光を当てて何度でもチャージすることができる。
ステージ上の照明やスマホのライトなどでも蓄光は可能。メーカーからは専用のLEDライトも販売されており、曲の合間などの短時間でチャージができる。