ソニックブルーとは
ソニックブルー(Sonic-Blue)は、ギターやベースの塗装に用いられる、白みがかった薄い水色の名称。Fenderのストラトキャスターが広く知られているが、他のモデルや他のメーカーでも使われている。16進数のカラーコードは『#d9e5e3』。
ダフネブルーと比較すると、ソニックブルーの方がやや白みがかかった水色をしている。
こちらがソニックブルー。
こちらがダフネブルー。
1960年に登場したFenderのカスタムカラーチャートにはすでに掲載されていたという、歴史あるカラーの一つ。当時は5%の追加料金でオーダー可能となっていた。
※初めて公式にカラーチャートが発表されたのは1961年7月
1961年当時のカラーチャート
現在のカラーチャートでは「72」で掲載されている。
1965年製のソニックブルー・ストラトキャスター
ソニックブルーの由来
当時のFenderではデュポン社の車用塗料を仕様していたことが知られているが、このソニックブルーは1956年型のキャデラックのボディカラーが元になっている。
![キャデラック1956](https://guitar-concierge.jp/home/wp-content/uploads/2021/12/d5fa6c10398d5d475367249aaa5eb674.jpg)
こちらは1956年当時のキャラデラックのカラーシート。「Sonic Blue」という名称もキャデラックのカラー名だったようだ。
ソニックブルーのギター、ベース
Fender Vintera '50s Stratocaster
Fender Vintera '60s Jaguar
![Vintera® '60s Jaguar](https://guitar-concierge.jp/home/wp-content/uploads/2021/12/a1118ce19d73c492975c7f5edf478a08.jpg)
YAMAHA ビリー・シーン・シグネイチャー Attitude 3