ラウンドエッジ加工とは
「ラウンドエッジ加工」は、指板のサイド部分を丸くする加工のこと。角を丸くすることで、角の立った指板と比べて手の当たりが柔らかくなり、演奏性を高めることができる。
サイドスキャロップ加工
同様に演奏性を高めるための指板サイドの加工として、「サイドスキャロップ加工」や「スキャロップド・エッジ」と呼ばれる加工もあり、こちらはフレットとフレットの間をえぐるような形状となっている。
本日の修理!!
フレット交換、指板サイドスキャロップ加工!! pic.twitter.com/IwePbcNIOQ— 青江楽器 (@aoegakki) January 24, 2016
サイドスキャロップと言えば、James Tyler。
Caribbeanの方がサイドスキャロップ大きめかな?
左が2015、右は2016
たぶんJAMES TYLERってギターの個体差かな?一本一本別のギターだなってくらいに違いが出るギターだしきっとそうだろうw🎸 pic.twitter.com/rERhHSW5e9— あばら (@Aqours_tyler) March 3, 2019
フレット・ラウンドエッジ加工
指板サイドと同様に、演奏性を高めるためにフレットの端を丸くする加工が「フレット・ラウンドエッジ加工」。フレットのエッジを球状に丸めることから「ボール・エッジ加工」とも呼ばれる。James TylerやSadowskyといったハイエンドブランド、Ibanezの高級機種などで見られる。
フレットの端は斜めにし過ぎると弦落ちしやすくなってしまう可能性もあるため、手間がかかる加工となり、その分価格も高くなる。
【フレットサイド処理】
今回はボールエッジに仕上げました。自分が映ってます。 pic.twitter.com/NeoDHq0AGq— Miura Guitar (@MiuraGuitar) April 22, 2019
サークルフレッティングシステムネックのステンレスフレット交換作業完了。今回はボールエッジ仕上げのご指定です。
ハイエンド感が半端無い仕上がりですが、ネックの形状や寸法によっては必ずしもベストな方法ではありません。この辺りはまたブログで解説したいと思います。 pic.twitter.com/hCdBptUpoH— Y.O.S.ギター工房 (@YOSguitars) November 15, 2016
今朝から格闘していたフレットサイドのボールエッジ処理が完了。
幅細&背高のフレットを球状に見せるには結構難儀しました。
しょうがないですが、欲を言えばもう少しフレット角度を立てたかったなぁと言う所。
実効長は無事確保でき、指への当たりもストレスフリー。
これでなんとか及第点です。 pic.twitter.com/9nAp04wL5m— 音楽堂 平林 (@ongakudo_hrbysh) October 11, 2019