フレックとは
フレックは、木材の表面に入った筋や模様のこと。ギター界隈では主にレスポールのトップ材であるメイプルに入った、濃い筋状の模様について語られることが多い。「fleck」は英語で「斑点」や「しみ」「そばかす」を意味する。
木目や杢目と同様に自然と入るもので、木材が持つ個性の一つとなる。その形や位置などは見た目の印象を大きく左右することになるが、フレックが多く入っているのがカッコいいと感じる人もいれば、フレックが入っていない方が美しいと感じる人もいて、どちらが良いかは好みの問題。
ギブソンカスタム2015年モデル・トゥルーヒストリック1959レスポールのヴィンテージレモンバースト。端正な顔付きでばっちりフレックも入っています。#shibuyasale http://t.co/nNCzvzkQ2s pic.twitter.com/pp0nHbEHBP
— イシバシ楽器渋谷店 (@1484shibuya) October 18, 2015
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— イケベ楽器店プレミアムギターズ (@premium_guitars) October 28, 2017
フレックが入る理由
フレックは、樹皮の表面に入った傷が原因となって生じる。木の成長過程において、表面に傷が付くなどして組織が壊れてしまうと、その部分だけ成長が止まってしまう。するとその周辺部分が、傷の付いた部分を巻き込むようにして成長していき、製材した際に茶色い跡として残ることになる。このことから日本では「入り皮」と呼ばれている。
また、フレックはハードメイプルにしか入らないと言われることがあるが、実際にはソフトメイプルにも入るようだ。