ドロップトップとは
ドロップトップは、ボディのトップ材をエルボーコンターの形状に合わせて曲げた加工のこと。トップ材を削らずに、美しい杢目とプレイアビリティを両立させることができる。
バック材をエルボーコンターの形状に削ったところに、曲げたトップ材を接着して貼り付ける。
Kino frawdit
ドロップトップ貼れました。
次は遅れている"stay"左ボディー、
急がねば❗ です。 pic.twitter.com/7V9BrvIK3J— Kino Factory キノファクトリー (@KinoFactory) June 20, 2020
【#ESPギター】
ドロップトップにすると、こんな感じでボディトップのカーブに合わせて薄いトップ材が貼られます。これがカッコいいわけですね〜。#ESP学園 #ギター製作 #クラフト #ギター #guitar #デザイン pic.twitter.com/AG4QiFXRaP— ESP学園(東京)ギタークラフト科 (@esp_guitarcraft) June 3, 2019
「エルボーコンター」はコンター加工の一種で、右肘が当たる部分を削ることで演奏時の負担を軽減するというもの。
しかし、バック材にトップ材を貼る場合、張り合わせてから削ってしまうと、せっかくのトップ材まで削ってしまうことになる。薄いトップ材の場合だとボディ材まで露出してしまうことにもなる。
トップ材をボディ材に合わせた形状に削って作るとなると、非常に分厚い材が必要となる。美しい杢目を持つフィギュアド・メイプルなどは希少で高価となるため現実的ではない。そこで用いられるのがドロップトップ加工。曲げて貼り付けるドロップトップであれば、用いるトップ材は薄くて済む。ただし、曲げる加工は高い技術と手間が必要となるため、その分のコストはかかる。
そして接着。トップ板をエルボーカットに沿って曲げる、いわゆるドロップトップ。狙った位置に隙間なく貼るために、段取りや道具を周到に準備して臨みます。
工房内のほとんどのクランプを使用しました。足りて良かった 笑 pic.twitter.com/sxg5bPcoU0— MT Guitarworks (@mtguitarworks) February 23, 2020
ドロップトップのギター
ドロップトップと言えば、「Drop Top」をそのままモデル名にしているTom Andersonが有名。
Schecter
上位機種EXに近い構造を目指した
ハイスペック国産モデル。
ドロップトップ加工を採用した三層構造
(アッシュ+メイプル+キルト)と、
鮮やかな杢目が特徴的。
フィット感が増したウエストカットやエルボーカットの
ボディシェイプ。
随所への拘りが感じられる1本'▽'
Schecter
NV-DX-24-AS
¥99,800税別 pic.twitter.com/IOHW6efFAJ— ディスカウントショップうつぼ 楽器フロア (@utsubo0021) February 18, 2019
Kiesel Guitars
残すはファンフレ。
Kiesel Vader がドロップトップを採用、ギター・ベースともにトップ材が表面全体をカバーhttps://t.co/rQNECjcZwI pic.twitter.com/0bV0GNA3Wh— Gear_Otaku (@gear_otaku) March 23, 2016