カーボナイズド・メイプルとは
カーボナイズド・メイプル(carbonized-maple)は、高温で加熱処理することによって余分な水分を取り除いたメイプル材。
カーボン(carbon)は「炭素」のことなので、「カーボナイズド」は「炭化」という意味。つまり加熱することで炭化処理されたメイプルということになる。
カーボナイズド・メイプルの特徴
- ヴィンテージライクなサウンド
- 焼けたルックス
- 反り等に強い安定した木材
加熱によって木材内の水分を揮発させることにより、様々なメリットが生まれる。
サウンド面では「ヴィンテージのようなサウンド」が得られると言われる。これは、長い年月によって水分が抜けたヴィンテージの楽器に近い状態へと近づくからだと考えられる。
加熱によって通常のメイプルと比べて表面が焼けた茶色い見た目になる。加熱の温度や時間によってそのカラーは調整可能なようだ。
また、サウンドやルックス以外にも、水分を取り除くことによって、反りやねじれに強い安定したネック材となるというメリットもある。
カーボナイズド・メイプルとローステッド・メイプルの違い
この記事の執筆時点では「カーボナイズド・メイプル」という名称を用いているのはサウンドハウスがプロデュースするブランド「Playtech」のみで、サウンドハウスが独自に考案した名称だと思われる。
《注目製品》🐲
カーボナイズド・メイプル・ネック
PB type
ネック材を高熱で加熱することによって余分な水分を取り除き、ビンテージ感のあるサウンドと風合いに仕上げる処理を行っていますPLAYTECH / PB480
👉https://t.co/w1EJkPWz9i#サウンドハウス新商品情報 #PLAYTECH #カーボナイズド
🐳 pic.twitter.com/MItDBT74eX— サウンドハウス BASSチーム(ベース) (@soundhouse_BASS) November 22, 2021
その見た目や特徴は、近年よく見られる「ローステッド・メイプル」とよく似ているが、結論から言えば実際にこの2つは呼び方が違うだけで同じ加工のようだ。
あまり馴染みのない呼称になってしまってますが、いわゆるローステッド・メイプルのことです! https://t.co/nFne4Ue9fX
— サウンドハウス ギターチーム (@SoundhouseGt) November 10, 2021
PLAYTECH ( プレイテック ) / ST280 Black【カーボナイズド・メイプルネック】
PLAYTECH ( プレイテック ) / JB480 Black 【カーボナイズド・メイプルネック】