アルダー(Alder)とは
アルダーは、エレキギターやエレキベースのボディ材として広く使われている木材。優しい木目を持ち、乾燥が早く柔らかく加工もしやすいため、ギター用の木材に適している。
【新商品】
楽器用木材の第二弾が入荷しました。
今回は加工済みのボディ材!
ST・TL・PB・JBの4タイプ、材はアルダーのみです。
秋葉原本店2階にて取扱中、是非店頭でご覧ください! pic.twitter.com/B2KVSfVUZs— 千石電商 公式 (@sengoku_densyo) September 8, 2018
アルダーには大きく分けてヨーロッパで見られるブラックアルダー(ヨーロッパハンノキ)と、北米の太平洋側で見られるレッドアルダーの二種類があり、主にギターに用いられているのはレッドアルダー。
フェンダーでは長年にわたって「アッシュ」と並びボディ用のスタンダードな木材として採用されており、比較されることも多い。フェンダーでは1956年頃からアルダーを採用し始め、今に至っても主力材として使用されている。
ボディー材がアッシュからアルダーに変更された56年のストラトが再現されたモデルです! Fender Custom Shop 1956 Stratocaster Relic ¥348,000 http://t.co/I4fFIJU5XT pic.twitter.com/NjhRWuPPW3
— 中古ギター専門店 シモクラセカンドハンズ (@shimokura_hands) November 1, 2014
アルダーの特徴
- 柔らかく、加工しやすい
- 優しく真っ直ぐな木目
- クセが無く、バランスの良いサウンド
柔らかく、加工しやすい
アルダーは柔らかい木材で、加工もしやすいため安価なギターやベースにも用いられやすい。乾燥しやすく安定性も高いため、狂いも少ない扱いやすい木材となっている。
楽器だけでなく、家具としても広く使われている。
天然木アルダー無垢材ダイニング Catenary カテナリー https://t.co/QIqOe8sRtf #家具 #インテリア #通販 #相互フォロー #ダイニング pic.twitter.com/jIm1GZDdEg
— 家具通販サイト どあどあ (@door_fig) December 29, 2019
優しく真っ直ぐな木目
アルダーは、アッシュのようにハッキリとした木目は無く、うっすらと優しい雰囲気の真っ直ぐな木目が見られる。木目の見えるシースルー塗装だと地味な印象があるため、ベタ塗りの塗装が多い。
アルダー
アッシュ
クセが無く、バランスの良いサウンド
サウンド的には低域から高域までバランス良が良く、クセが無いのが特徴。明るいトーンと豊かなサスティーンがあり、様々なプレイスタイルに対応できる万能な材だとも言える。
アルダーとアッシュの二つの木材は、非常によく比較される。ボディ材以外の条件を全く同じにすることは難しいが、比較動画も多く見られ、聴き比べることで大まかなサウンドの違いを知ることができる。