ギターモデル

Fender Coronado(フェンダー・コロナド)

Fender Coronadoとは

Fender Coronado(フェンダー・コロナド)は、Fender社が1966〜1972年まで販売していたフルアコースティック・ギター・モデルシリーズ。フェンダー初のフルアコ・モデル。

当時のホロウ・ボディのギターはセットネックが常識だったが、Coronadoは当時では珍しいデタッチャブル・ネックを採用していた。カラーバリエーションを増やすなど工夫が施されたが、売上が振るわず短期間で生産中止となった。

2013年にModern PlayerシリーズからギターのCoronadoとベースのCoronado bassが復刻(リイシュー)。

ギターはCoronado ⅠCoronado ⅡCoronado Ⅻの3つのモデル、ベースギターはCoronado Bass ⅠCoronado Bass Ⅱの2つのモデルが存在した。

■セミアコースティック・ギター
Coronado Ⅰ:シングルコイル・ピックアップ1基
Coronado Ⅱ:シングルコイル・ピックアップ2基
Coronado Ⅻ:12弦ギター、シングルコイル・ピックアップ2基

■セミアコースティック・ベース
Coronado Bass I:シングルコイル・ピックアップ1基
Coronado Bass II:シングルコイル・ピックアップ2基

Coronado Ⅱ

12弦ギターのCoronado Ⅻ

Modern Playerシリーズ Coronado

2013年にModern Playerシリーズから復刻したCoronadoは改良が加えられており、オリジナルはセンターブロックを持たない構造であったが、リイシュー版ではセンターブロックありセミアコースティック・ギター構造になっている。

ピックアップもフェンダー・オリジナルのシングルコイルから、ハムバッカーのFIDELI’TRON(フィデリトロン)に変更されている。

Modern Playerシリーズ Fender Coronadoo Bass

Fender Coronadoの歴史

  • 1966年
    Coronadoシリーズ(Coronado Ⅰ、Coronado Ⅱ、Coronado Ⅻ、Coronado Bass Ⅰ)を販売開始

    Coronadoは、リッケンバッカー社のコンボ・シリーズなどを手掛けたロジャー・ロスマイズル(1962年にフェンダーに入社)によって開発された

  • 1967年中期
    2ピックアップ仕様のCoronado Bass Ⅱを販売開始

    Wildwood(ワイルドウッド)と呼ばれるボディーカラーのCoronado ⅡとCoronado Ⅻを販売開始

    • ワイルドウッドと呼ばれるアコースティック・ギターのボディサイド材とバック材をCoronadoのヘッド・サイド・バック・ヘッド(表)に使用したモデル
    • 当初のカラーラインナップはGreen、Gold and Purple、Gold and Brown、Dark Blue、Purple and Blue、Blue-Greenの6色
    • 67年後期からはWildwood Ⅰ(Rainbow Green)、Wildwood Ⅱ(Rainbow Blue)、Wildwood Ⅲ(Rainbow Gold)の3色に変更

    Coronado II Wildwood I

  • 1968年
    Coronado ⅡとCoronado Ⅻにグレーサンバースト風のフィニッシュを施した新しいカラーのモデル、Antigua Ⅱ(アンティグア Ⅱ)とAntigua Ⅻ(アンティグア Ⅻ)が登場
    アンティグア・フィニッシュと呼ばれるフェンダーの新しいカラー。Coronadoシリーズで初めて採用された

    Coronado II Antigua

  • 1969年
    コロナド・シリーズが生産中止に
    (アンティグア・シリーズのみ生産が続けられた)
  • 1971-1972年
    アンティグア・シリーズが生産中止に

Fender Coronadoの特徴

  • ボディ材
    ■オリジナル:
    トップ・サイド・バックにメイプル合板を使用
    (ブナ材を使ったモデルも存在した)
    センターブロックがないフルアコ構造

    ■リイシュー版:
    トップ・センターブロックにアルダー材を使用
    センターブロックありのセミアコ構造

  • ネック材/指板材
    ネック材:メイプル
    指板材:ローズウッド
  • スケール
    25.5インチ / 21フレット
  • ピックアップ

    ■オリジナル:
    Rowe Industries(ロウ・インダストリー)社製のオリジナル・シングルコイル・ピックアップ
    Coronado Ⅰ:1基
    Coronado Ⅱ:2基
    Coronado XII:2基

    ■リイシュー版:
    FIDELI’TRONのハムバッカーを2基搭載

  • コントロール
    Coronado Ⅰ(1ボリューム / 1トーン)
    Coroanado Ⅱ:2ボリューム / 2トーン
  • スイッチ
    Coronado Ⅱ:3ウェイ・スイッチ

Fender Coronadoの試奏動画

1966年製のFender Coronado Ⅰの試奏動画

1967年製のFender Coronado Ⅱの試奏動画

1967 Fender Coronado XIIの試奏動画

Modern Playerシリーズとして復刻したリイシュー版のFender Coronado Ⅱの試奏動画

千原ジュニアが所ジョージから譲り受けた1967年製のFender Coronado Ⅱ。カラーはレッド。

ABOUT ME
稲垣 健太(ケンタトニック)
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

音楽関係の仕事の経験、ギター製作の経験、音楽教室に通った実体験をもとに、音楽に役立つ情報を発信。

■音楽歴
中学2年生の時にギターを始める
高校1年生の時にドラムを始める
大学で軽音楽部に所属し、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを演奏
39歳からボイトレに通い始める
42歳でギタークラフトを始める
└2023年4月にギタークラフトの専門学校・ESPギタークラフトアカデミー大阪校(GCA)に入学
└ギター製作やリペアの専門技術・専門知識を習得中
└ギター製作の経験をほぼ毎日日記で更新
ギタークラフト製作日記

■音楽関連の仕事歴
[2006〜2009年]
大手CD・レコード販売店でロック、ジャズの仕入・販売を担当。
[2011年〜]
フリーランスのWebライター・Webディレクターとして開業。
大手音楽教室からの委託でボイトレサイトの運営、ボイトレ記事の執筆・編集に携わる。

■音楽教室の通い歴
[1995〜2000年まで]
某大手ギター教室に通う
[1997〜2002年まで]
某大手ドラム教室に通う
[2020年〜現在]
某大手音楽教室のボイトレ・話し方コースに通い中
ESPギタークラフトアカデミーにて月3回プロギタリストによる演奏授業を受講

■愛機
Stilblu #036 / #039 /#099
g'7 special(g7-TLT Type 2S)
Nashguitars S-57
Tom Anderson(Drop Top Classic -Deep Tobacco Fade)
TMG Gatton Thinline
Fender Custom Shop 1956 Stratocaster NOS
Gibson USA Exclusive Model / Les Paul Standard 60s Honey Lemon Burst

所有ギター一覧

■製作したギター
ギタークラフトアカデミー第1作目:
ポリゴンライン
ギタークラフトアカデミー第2作目:
Stand-Alone
ギタークラフトアカデミー第3作目:
Thin-Marauder


■好きなバンド
U2、Sigur Ros、THE 1975、Mr.Children、the band apart、くるり、SIAM SHADE、VAN HALEN

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