今日の講義はフレット交換について。
まだ少し先ですが、練習用のネックを使ってフレット交換をします。
フレットの外し方から、フレットのタングの切り方、曲げ方、打ち込み方など、先生の実演を見ながら勉強。
本科エレキコース🎸
フレット交換の講義の後に先生の実演‼️
簡単そうに打ってるように見えるけど、やってみると難しい🤨
回数こなして上手くなっていこうなぁ‼️‼️HPはコチラ👉 https://t.co/LLpvVeAhua#espguitars #GCA大阪#ギター#ギター職人 pic.twitter.com/SFO5u2PoCb
— ESPギタークラフト・アカデミー大阪校 (@gcaosaka) September 8, 2023
実習は指板のペーパーがけと指板バインディングの接着をしました。
指板のペーパーがけには、Rの付いた「すり板」を使います。
今回は305Rのほうで磨きます。ペーパーは#150。
すり板にRが付いているので、指板の形が変わらないように、指板に沿って真っ直ぐに擦っていきます。
次は指板バインディングの接着をします。
指板エンドは木工用瞬間接着剤で接着します。
バインディングの長さは指板の両サイドから少しはみ出るくらい。
バインディングのはみ出た部分をノミで削ります。
表面もノミで削って指板の高さに合わせます。
側面のバインディングは、セルボンという接着剤を使います。
セルボンは素材を溶かす溶剤で、溶けた成分が木の繊維に浸み込んで接着するものです。
ギターワークスとかで買えます→バインディング接着剤
セルボンは乾くのが速いので、固定するためのマスキングテープを準備しておきます。
バインディングには向きがあって、段差のあるほうを内側にして接着します。
準備ができたので、指板サイドにセルボンを適量を塗っていきます。
バインディングを接着したときにモリッと溢れない程度に。
マスキングは、左右のどちらかに力が偏らないように、かつ、しっかり指板と接着するようにを貼っていきます。
側面から見るとこんな感じ。Rがあるので隙間があります。
指板エンドからはみ出た部分は、2〜3mm残してニッパーで切断します。
ヘッド側も2mm程残してニッパーで切断。
少し時間が余ったので、ピックアップザグリの罫書きをしておきます。
今週はここまで。
来週はピックアップザグリ&配線穴のザグリを開けるのと、指板接着をします。