前回は指板にブロックポジションを埋め込みました。
今回は指板接着です。
指板にウッドバインディングをしますが、先に指板接着してから貼ります。
↓前回作業
【5弦ベース製作】指板サイズの調整とブロックポジションの埋め込み:ギタークラフト学校日誌(277)前回はネックグリップの粗加工をしました。
今回は指板サイズの調整とブロックポジションの埋め込みをします。
↓前回作業
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フレット溝の深さは2mmはほしいので、浅いところはノコギリで切って深さを調整します。

ノコギリが傾くとフレット溝が広くなってしまうので、ノコギリは垂直の状態を保ちながら挽きます。

あと、指板接着前にブロックポジションの隙間も埋めておきます。
指板材を粉にしたものをエポキシに混ぜて埋めます。

次はネック側の指板接着前の準備です。
指板を貼ったあとに順反り方向に回すことができるように、軽く逆反り状態にしてから指板接着面を平面にします。

鉋だけでは完全に平面にするのは難しいので、エコノミーサンダーで仕上げます。

トラスロッドは構造上、必ずしも垂直方向に効くわけではなく、ねじれて効くため、エコノミーサンダーに対して指板接着面を平行に当てても、ヘッド側とエンド側の左右で削れ方が違います。
それも考慮しながら指板接着面を平面にしていきます。

塗りすぎました。
軽く手でボンドの量を減らしてから接着します。

クランプを締める時にボンドでヌルっと滑ってセンターがズレないように注意。
今回はやりませんでしたが、指板に塗ったボンドの上に塩(味塩でも可)を数粒振りかけおくと、塩が滑り止めになってクランプの固定時に滑りにくくなるそうです。
塩を振りかけすぎると接着面が浮いてしまうので、ほんの数粒でよいとのこと。





























